ハイライト
前日の雪辱を期して臨んだGame2だったが、前半から宇都宮ブレックスの堅守を崩すことができず、ディフェンスでも我慢できずに徐々にリードを広げられ、24点差で完敗。初の同一カード連敗を喫した。
1Q 三河 16–22 宇都宮
互角の立ち上がりも、終盤突き放される
スターティング5は、#5コリンズワース、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
宇都宮に先制されるが、前日から好調を継続する#54ガードナーがタッチ良く3Pシュートを射抜き、#19西田がドライブからフリースローを獲得して返上。Game1同様、両者ともにディフェンスの強度が高く、序盤はロースコアな接戦となる。
宇都宮#6比江島の3Pシュートなどで先行を許すが、#18角野との2メンゲームで#32シェーファーが加点。#18角野のドライブに#19西田が合わせるなど、チームで崩して得点を重ねる。
残り3分に#19西田のキックアウトから#7長野が3Pシュート決めて14-14と同点に追いつくが、終盤に宇都宮#7テーブス、#13渡邉に連続で3Pシュートを決められ、6点ビハインドで最初の10分を終える。
2Q 三河 30–45 宇都宮(三河 14–23 宇都宮)
宇都宮の堅守を崩せず、リードを15点に広げられる
スタートは、#3柏木、#7長野、#14ユトフ、#32シェーファー、#54ガードナー。
#54ガードナーを起点にオフェンスを展開し、#54ガードナーのポストアップ、#14ユトフのフリースローで追撃するが、宇都宮に立て続けに3Pシュートを決められて二桁点差をつけられる。
その後も宇都宮の堅守をなかなか打開することができず、#54ガードナーの3Pシュート、#7長野のフローター、#14ユトフの得点でつなぐが、宇都宮に中外ともに高確率に決められ、残り1分#9遠藤の3Pシュートで27-45とされる。#18角野が3Pシュートを決め返し、15点ビハインドでハーフタイムを迎えた。
3Q 三河 42–65 宇都宮(三河 12–20 宇都宮)
スタートは、#5コリンズワース、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。
#5コリンズワース、#19西田がドライブでこじ開けるが、それ以上のペースで宇都宮に得点を許し、点差を縮めることができない。
走る展開に持ち込み、ファストブレイクから#32シェーファーが加点し、#5コリンズワースのスティールから#19西田がレイアップを決めるも、宇都宮#7テーブス、#13渡邉に連続で3Pシュートを沈められ、残り3分に宇都宮#20フィーラーの得点で点差が27点に開く。
それでも以降を無得点に抑え、#14ユトフのリバウンド、#7長野のアタックで返上して、23点差で4Qへ。
4Q 三河 62–86 宇都宮(三河 20–21 宇都宮)
ようやく攻守がかみ合うも大差は覆せず、試練の4連敗
スタートは、#7長野、#14ユトフ、#15根來、#18角野、#54ガードナー。
#7長野のミドルシュートで反撃の口火を切るが、宇都宮はすぐに#20フィーラーの3Pシュートで取り返し、流れを引き寄せることができない。
苦しい状況の中、キャプテン#15根來が#18角野が3Pシュートをアシスト。守備でもリバウンドへ執着心を見せて食らいつき、チームを盛り立てる。
全員で粘り強くディフェンスし、#54ガードナーがドライブからレイバックをねじ込み、リバウンドを奪った#18角野がプッシュして#14ユトフがフリースローで加点。ようやく攻守にリズムが生まれはじめるも、宇都宮も最後までディフェンスの強度と集中力を落とさず、#7テーブスを中心にリードを保つ。
#18角野がファストブレイク、#14ユトフの3Pシュートと、最後まで戦う姿勢を見せ続けたが、62–86で終了。同一カード初の連敗を喫した。
試合後コメント
鈴木貴美一
今日はなかなか自分たちのオフェンスが上手くいかなかったというのが最終的な結論です。
良いオフェンスもたくさんあったのですが、もう少し我慢すればとか、焦ることのない状態の時にボールを持ち過ぎたりということがありました。4Qはアグレッシブにディフェンスもできて、自分たちのオフェンスができたという感じです。
ゲームの入り方は良かったと思うのですが、途中からボールが止まってしまった。逆に、宇都宮さんのインサイドはかなり抑えることができたのですが、3Pシュートを簡単にやられてしまいました。
今後の課題としては、オフェンスは良いオフェンスを続けて、どうチームで動くかという点。ディフェンスは、いいカタチでシーズンに入れたのに、このところ緩んでしまっているという点。
1週間練習ができるので、全部を解決できるとは限りませんが、1日1日の練習を大切にしたいと思います。宇都宮さんは2戦とも最後まで集中力を切らさないでディフェンスをしっかりやって、素晴らしかったと素直に思います。
安齋竜三
ディフェンスについては昨日に引き続き、良いディフェンスができたと思います。
オフェンス面でも改善が必要な点は改善できて、良いオフェンスが組み立てられていたので本当に良いゲームだったと思います。
ただ、ターンオーバーについて前半は0だったのですが後半に6という数字を出してしまっているので、集中力だったりボールを大事に扱うところだったりという点が課題に残った点です。
島根戦に向けてしっかり準備をしていきたいと思います。
フォトギャラリー
今節のテーマは「ブルークリスマス」。大きなクリスマスツリーやクリスマス衣装のシーホースくん、タツヲ、Super Girlsがアリーナのクリスマス気分を盛り上げた。
グッズショップにはブルーサンタに扮した選手のフェイスタオルやアクリルキーホルダーなどクリスマス限定グッズが登場。試合後には選手のサイン会も行われ、ファン・ブースターに一足早いクリスマスプレゼントを届けた。