HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 12/15(水)名古屋D戦

ハイライト

今季3試合目の“愛知ダービー”は、名古屋Dのプレッシャーディフェンスに苦戦し、追う展開が続く。角野が20得点と奮起するも、最後までリズムに乗り切れず、悔しい敗戦となった。

1Q
1Q 三河 18–20 名古屋D
激しい主導権争いが続く

スターティング5は、#5コリンズワース、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。

オールコートで激しくプレッシャーをかけ、#54ガードナーに対するダブルチームを徹底する名古屋Dのディフェンスに苦戦するも、#18角野がカットインでこじ開けてバスケットカウントを獲得。フリースローのリバウンドから#18角野がドライブからフローターを沈めて先行する。

名古屋D#4クラークの連続3Pシュートで逆転を許すも、#54ガードナーのファストブレイクで返上。突き放されては追い上げる熾烈な主導権争いが続くが、#7長野が3Pシュート、フローターと立て続けに得点して、残り3分に16-16の同点に追いつく。その後も互いに激しいディフェンス、積極的なオフェンスを繰り広げ、18-20のほぼ互角で1Qを終える。

2Q
三河 38–48 名古屋D(三河 20–28 名古屋D)
名古屋Dに5本の3Pシュートを決められ、二桁ビハインド

スタートは、#4細谷、#14ユトフ、#15根來、#18角野、#32シェーファー。

名古屋Dのプレッシャーディフェンスにターンオーバーやタフショットを誘発され、スコアを伸ばすことができない。#54ガードナーの個人技でこじ開けるも、名古屋D#43エサトンのファストブレイク、#1パークスジュニアの3Pシュートなどで得点を重ねられ、開始3分に12点のビハインドを背負う苦しい展開に。

それでも#54ガードナーがリバウンドで粘って加点。ダブルチームを仕掛けられれば、それをかいくぐってキックアウトし、#4細谷が3Pシュートを沈める。さらに#7長野と#54ガードナーの2メンゲームで切り崩し、#19西田がドライブで切り裂いて、オフィシャルタイムアウトまでに5点差に追い上げる。

しかし名古屋D#4クラークに2本の3Pシュートを沈められて、再び二桁リードを奪われる。#7長野の3Pシュート、#14ユトフのカットインで喰らいつくも、終了間際にも名古屋D#43エサトンの3Pシュートを決められ、10点を追って後半へ。

3Q
三河 50–64 名古屋D(三河 12–16 名古屋D)
角野 11得点も、リードを14点に広げられる

スタートは、#5コリンズワース、#18角野、#19西田、#32シェーファー、#54ガードナー。

名古屋D#43エサトンの連続得点で先制を許す。以降は両チームともに強度の高いディフェンスを遂行して膠着状態が続くが、ファストブレイクから#18角野が3Pシュートを射抜き、#32シェーファーのフリースロー、#18角野のドライブで10点差まで巻き返す。

名古屋D #32狩野、#1パークスジュニアの連続3Pシュート、#00ドジャーの連続得点を浴びてリードを19点に広げられるが、#18角野が連続得点を挙げて14点ビハインドで最終Qを迎える。

4Q
三河 65–82 名古屋D(三河 15–18 名古屋D)
最後までリズムが生まれず、手痛い連敗

スタートは、#5コリンズワース、#7長野、#14ユトフ、#18角野、#32シェーファー。

#54ガードナーのバスケットカウント、#18角野の3Pシュートで追撃すると、会場も大青援で後押し。それに応えるように#7長野がオフェンスファウルを誘発し、#19西田のスティールから#54ガードナーがフリースローで加点して、開始2分で10点差まで追い上げる。

しかし名古屋Dが得意とするファストブレイクから失点して再び流れを失うと、#43エサトンに連続得点を許して、3分半を残して点差を18点に広げられてしまう。

#18角野、#19西田が積極的にリングにアタックし、#32シェーファーが#54ガードナーのパスに合わせてレイバックを決めるなどなんとか打開を図ろうとするも追いつけず、愛知ダービーは悔しい2連敗となった。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

鈴木貴美一

1Qと2Q、名古屋Dさんのやりたいことをやらせてしまいました。

後半頑張りましたが、"追いかける"ということがオフェンスに影響してしまって、シュートが入らない状態が続いていました。

一人ひとりがボールを止めて、オフェンスを頑張り過ぎたところがあり、もう少し“パスをしてシュートを打つ”ということができれば良かったんですけれども、無理なシュートが多かったという印象です。ただし、前半やられたことをしっかりハーフタイムで調整して、後半をプレーしたという意味では内容的には良かったです。

ただやはり体のキレがなくて、脚が動かないという状況でした。名古屋Dさんも本調子ではないと思いますけれど、我々自身が今日は良くなかったというのが正直なところです。

 
ヘッドコーチ

ショーン・デニス

我々はこの1ヶ月、ディフェンスの強度を上げることに挑戦してきました。

最近波がありましたが、ここ3試合はディフェンスからアップテンポな試合ができていると思います。

ひとつ心配な点を挙げるならば、簡単にターンオーバーを与えてしまうことが多過ぎたことです。

シーホース三河 パートナー

アイシンブループ