ハイライト
ゲームレポート
前日のGame1に続き、最後まで勝負の行方が分からない大接戦となったが、要所で勝負強さを発揮。僅差のリードを守り抜き、開幕2連勝を飾った。初先発の長野がスピードを生かしたプレーでチームに勢いをもたらし、エースの金丸は3Pシュート5本を含めた計28得点で今季も活躍を予感させた。また2試合連続で26得点をマークしたガードナーが個人通算7000得点を達成した。
SR渋谷 21–21 三河
初先発の長野がスピードでディフェンスを切り裂く
スターティング5は、#1川村、#7長野、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。#7長野は三河で初のスターターを担う。
両チームともに立ち上がりからエナジー全開。SR渋谷が#27石井の3Pシュート、#34ケリーのリバウンドで先行すれば、三河は#54 ガードナーのゴール下、#7長野のドライブで返上し、序盤から打ち合いの様相に。
開始5分、#7長野はスピードでディフェンスを切り裂き11-12とリードを奪うと、#54ガードナーが得意のステップでリングアタック。この得点で#54ガードナーは個人通算7000得点を達成する。
その後も一進一退の接戦が続き、残り1分に#14金丸がフェイダウェイをねじ込んで前にでるも、SR渋谷#32山内にブザービーターを決められ、21-21の同点で最初の10分を終える。
SR渋谷 47–45 三河(SR渋谷 26–24 三河
ガードナー、金丸がともに前半12得点。互角の点取り合戦を繰り広げる
スタートは、#0セントフォート、#3柏木、#8高橋、#22シモンズ、#24加藤。
#22シモンズのダンクから始まった2Qも、入れては入れ返される熾烈なシーソーゲームが続く。#14金丸が#22シモンズ、#54ガードナーのスクリーンを使って今季初の3Pシュートを沈め、30-32でオフィシャルタイムアウトを迎える。
その後はSR渋谷に3連続で3Pシュートを浴びるも、#54ガードナーのアタック、#14金丸の3Pシュート、#22シモンズのダンクなどで譲らず。互角のまま前半を折り返す。
SR渋谷 61–71 三河(SR渋谷 14–26 三河)
速い展開で膠着状態を打開。二桁リードで最終Qへ
スタートは、#1川村、#7長野、#14金丸、#32シェーファー、#54ガードナー。
SR渋谷#9ベンドラメの3Pシュートで5点のリードをつけられるも、#1川村が3Pシュートでお返し。SR渋谷ディフェンスの隙を突いて一瞬でコートを駆け抜けた#7長野が52-52と振り出しに戻す。
不動のフリースロー王・金丸がまさかのフリースロー失敗で会場をざわつかせる一幕もあったが、#54ガードナーからのタッチダウンパスに#32シェーファーが走って流れを呼び込むと、#14金丸の連続得点、#54ガードナーのパワープレーでリードを広げる。さらに#14金丸、#32シェーファー、#7長野のフリースローなどでスコアを積み上げ、二桁リードを築く。
SR渋谷 87–89 三河(SR渋谷 26–18 三河)
残り1分1点差に迫られるが、シモンズのブロックで守り切り連勝
スタートは、#1川村、#7長野、#14金丸、#22シモンズ、#32シェーファー。
#14金丸の3Pシュートで13点差とするが、ここからSR渋谷の猛追を浴びる。残り4分#23野口の3Pシュートでワンポゼッション差まで迫られるが、流れを失いそうなところで#54ガードナーが踏ん張り、#14金丸の3Pシュートで5点差に突き放す。
しかし残り1分、SR渋谷#24広瀬の連続得点で85-86と再び1点差に肉薄される。
残り15秒、#22シモンズがSR渋谷#34ケリーのドライブを守り切ると、さらに終了間際にも逆転を狙った#34ケリーの3Pシュートを渾身のブロックで阻止。SR渋谷の反撃を振り切り、2点差で勝利した。
ヒーローインタビュー
試合後コメント
鈴木貴美一
連戦で昨日と同じ相手ということで、色んな部分で慣れた部分があって、一進一退のシーソーゲームになりました。
3Q良い感じで点差を離したんですけど、そこから自分たちの自滅から相手にやられてしまいました。さすが渋谷さんはアグレッシブなディフェンスでしたが、そこからまた我慢して、うまく逃げ切れたのが良かったと思います。
こういった僅差で接戦の勝ちというのは、特に若い選手の自信になっていくので、ベテランの選手は色々経験してますけど、今日は若い選手の良い経験になって、次につながる良い試合だったと思います。