HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 3/15(日)横浜戦
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横浜ビー・コルセアーズとのGame2は、エース・金丸がB1リーグ最多3P成功記録タイの11本を含む、2019-20シーズン 1試合最多得点となる45得点の大爆発。96-82の快勝でGame1のリベンジを果たした。

1Q
三河 25–23 横浜
両者ともにハイエナジーなバスケを展開

スターティング5は、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#32桜木、#54ガードナー。新加入の#5D.ジョンソンがベンチ入り。
三河は序盤からアウトサイドのシュートを中心にオフェンスを組み立て、#1川村、#14金丸の3Pシュート、#54ガードナーのパワープレーとバランス良く得点を重ねるが、横浜も#46生原と#7ベクトンの2メンゲームやアーリーオフェンスで応戦。めまぐるしく攻守が入れ替わる展開が続く。

残り1分、新加入の#5ジョンソンが初出場。#14金丸のブザービーターで勝ち越して、25-23と2点リードで最初の10分を終える。

2Q
三河 41–50 横浜(三河 16–27 横浜)
金丸17得点、ガードナー11得点、一桁点差で折り返し

スタートは、#1川村、#5D.ジョンソン、#7長野、#14金丸、#32桜木。
#7ベクトンのダンクで同点とされるが、#14金丸、#1川村が立て続けに3Pシュートを射抜いて互角の打ち合いを演じる。#2岡田のフローターで35-35に追いつきオフィシャルタイムアウトを迎えたが、そこから横浜にセカンドチャンスから#10チェンバース、#16牧に3Pシュートを決められ、一気に流れを明け渡してしまう。

タイムアウトを取るもリズムを変えられず、残り1分半にターンオーバーから横浜#00サザランドにバスケットカウントを献上して13点のリードを許す。#14金丸の3Pシュート、バスケットカウントで一桁点差に戻して、流れを呼び込んで後半へ。

3Q
三河 71–65 横浜(三河 30–15 横浜)
エース・金丸 3Pシュート5本、19得点のオンファイヤー

スタートは、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#32桜木、#54ガードナー。
#54ガードナーを起点に#11熊谷の3Pシュート、#1川村のジャンプシュートで加点、#14金丸がスクリーンに使って巧みにマークを外して3連続で3Pシュートをねじ込み、わずか3分で55-54と逆転に成功する。

横浜も#7ベクトン、#6赤穂の得点で追いすがるが、#14金丸の勢いは止まらない。残り3分からインサイド、3Pシュート、フリースローの連続7得点。さらに#54ガードナーの得点をアシストすると、終了間際にもこのクオーター5本目となる3Pシュートを射抜いて、30-15のビッグクオーターを作って、突き放す。

4Q
三河 96–82 横浜(三河 25–17 横浜)
金丸、ガードナー、川村が牽引、14点差で快勝

スタートは、#1川村、#7長野、#11熊谷、#32桜木、#54ガードナー。
横浜#21田渡の連続得点、#10チェンバースのバスケットカウントで77-73と追い上げられるが、#14金丸の3Pシュートで流れを奪い返す。#14金丸にマークが寄ったところで#54ガードナーが3Pシュートを決めると、残り3分半、再び#14金丸のBリーグ記録タイ記録となる11本の3Pシュートでリードを二桁に広げる。

#14金丸は3Pシュート時のファウルで得たフリースローを3本すべて沈めてキャリアハイとなる45得点をマーク。三河 96–82 横浜でGame1の雪辱を晴らし、中地区2位の座を守った。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

鈴木貴美一

最初は今の横浜さんの勢いというか、シュートが調子良い、点を取れる良いところが出ていました。なんとか一桁で(前半を)終われたことがよかったと思います。しっかり前半汗をかいたので、後半は一桁だったらいけると思っていました。選手たちを信じていたし、金丸君のシュートも当たっていたので。

そういった意味では、ディフェンスから走りながらのプレー。スタッツには速攻という形では出ていないんですけれども、アーリーオフェンスがかなりできたので、練習したことがやっと3Q4Qで出たかなと。これをディフェンスもリバウンドも頑張って、こういう形で継続していかないと、せっかく得点能力があるのにブレーキをかけてしまうことになるので、そこをしっかりやっていこうと思います。

無観客で非常にさみしい試合だったんですけれども、選手も意地を出してくれました。

加えて、やっぱり横浜さんが前から良くなっていますね。成績こそ下の方ですけれど、非常に内容が良くなっていると思います。そういった意味で我々もそれに対抗するように3Q4Qで良いディフェンスとリバウンドができて、良いオフェンスもできたので、良質な2日間だったと思います。

 
ヘッドコーチ

福田将吾

前半は良い形で終了できたんですが、後半に入ってですね。スタッツでもご覧のとおりです。

前半最後のところで金丸選手にバスケットカウントを決められて、あそこから火が着いたと感じています。彼がそこに対してすごくノッて後半止められなくなってしまって、我々がそれに対して慌ててしまった。

私の責任なんですけれども、選手たちはこの厳しい環境の中、40分間戦い抜いてくれたんですけれども。私のほうがそれに対してアジャストさせきれなかった点が今回の敗因なので。選手たちは本当に2日間、無観客という中でも最後まで戦ってくれたと思います。

ヒーローインタビュー

 
PF/C

#54 ダバンテ・ガードナー

ー今日の勝利おめでとうございます。
ありがとう。(日本語)

ー今日の試合振り返ってみていかがでしたか?
本当に素晴らしい勝利だったと思います。昨日はそんなにいいプレーができなかったですけれども、今日はハードにプレーしていい試合だったと思います。

ー勝利につながった大きな要因としてはどんなものがあったのでしょうか?
ディフェンスのおかげで勝てたと思います。ディフェンスがよくてオフェンスが安定していて、金丸選手が爆発してくれましたのでそれで勝てたと思います。

ー無観客の中での試合でしたけれども、今節いかがでしたでしょうか?
お客さんがいないところで少し違和感がありましたけれども、シーホースのブースターたちはみんな家で青援してくれていたと思いますので、違和感がありましたけれど、勝ててよかったです。

ーファンの皆さまに一言お願いします。
残念ながら会場にこられなかったと思うのですけれども、絶対家で青援してくれると思うのでこれからも青援よろしくお願いします。

 
PG/SG

#1 川村卓也

ー今日の勝利おめでとうございます。
ありがとうございます!

ー今日の試合振り返ってみていかがでしょうか?
自分にとっては昨日非常に悔しい敗戦だったので、なかなか寝付けず今日来ましたけれど。チームとしてやりたいこと、自分たちの強さは何だったのかってことは今日のゲームでは40分間出せたと思いますし、チームとしてカムバックできたってことは僕自身はうれしかったですね。

ー川村選手にとってチームの強みとはどんなところでしょうか?
チームの中に、ベンチメンバー含めすべての選手が得点能力がある選手だと思っています。その中で今日はしっかりマル(金丸選手)が彼がやるべきことをやってくれて、そこにチームがアジャストして、そこからのイージーレイアップだったり次のチャンスにつながったと思うので、そういうところは継続して自分たちがコートの上で出していく必要があると思います。

ー古巣相手の対戦でしたけれども意識することはありましたか?
もちろん、3年間お世話になったチームですし思い入れのあるチームなので、僕自身はいろいろ感じるところはありましたけれども、今はシーホースのメンバーの一人としてしっかり今日の試合に勝ちきれたというのは、成長できたところだと思います。

ー川村選手にとって無観客での試合というのはいかがでしたか?
自分のモチベーションがいかにファン・ブースターに支えられているというのが、昨日・今日で改めて強く感じました。その中で、他競技が中止になる中で自分らが無観客やるってことは、画面の向こう側でたくさんの方が観てくれていると思います。その中で自分らが届けられることがあると思うので、こうやって一つ一つのゲームを大切にして、会場にこられない皆さんの分もしっかり画面の向こう側に届くようにプレーしたいと思います。

ーファン・ブースターの皆さまに一言お願いします。
今日は画面の向こう側からたくさんの青援ありがとうございました。さっきも言いましたけれども他競技が中止になる中、自分ら無観客でプレーする機会を与えられています。その中でみなさんに元気を届けれるように引き続きプレーしたいと思いますので、全国各地のブースターのみなさん、ぜひコロナに勝ちましょう。今日はありがとうございました。

 
SG

#14 金丸晃輔

ー今日の勝利おめでとうございます。
ありがとうございます!

ー振り返ってみていかがですか?
なんで、こんなときにお客さんいないんだろうと思いましたね。(笑)

ーでもどうですか?11本目決めたとき(最多3Pシュート成功数Bリーグ記録タイ達成時)僕なんかコールしたとき、皆さん(ファン・ブースター)が思い浮かびましたけれど?金丸さんの中では歓声が?
11本目ですか、あれは無理やり打ったので、入るかどうか分からない感じでしたね。

ーどのあたりから意識していましたか?
いや、空いたら打つというは試合前から決めていたので、その積極性だけを一試合を通してやり続けようかなとは思っていましたね。

ー11本の3Pシュート達成、Bリーグ記録です。お気持ちいかがですか?
途中からあと何本で記録というのは、ベンチから聞こえていたので、それがなかったらもうちょっと行けたかもしれませんね。(笑)

ープレッシャーに感じていましたか?(笑)
はい。(笑)

ー最後の最後も欲しがっていましたね。
まあしかたがないです。

ー得点は45得点です。キャリアハイですがいかがでしょうか?
素直に嬉しいのと、チームが勝てたのが一番なので、今日は嬉しい日になりました。

ー今日勝てた要因としては金丸選手一番強く感じるところはどんなところだったでしょうか?
僕のシュートが入る入らない関係なしに、今日のバスケットの形が本当にこのチームの強みだと思っているので。今日のような形を今後追求してどんどん上を目指していけばもっといいチームになると思います。

ー最後にひとことお願いします。
今、無観客の試合ということで、僕自身変な感じで試合をしているので、早く皆さんの前で試合をしたいという思いが強いので一日でも早く皆さんの前で試合をしたいと思います。その時は精一杯青援お願いします!

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