ハイスコアゲームとなったレバンガ北海道とのGame2は、ガードナーがファウルトラブル、ジョンソンが退場となる中、桜木がフル出場で今季最多の25得点9アシスト、川村が23得点と、ベテラン2人がゲームを掌握。今季2度目の100点ゲームでGame1の借りを返した。
北海道 21–24 三河
立ち上がりからアップテンポな打ち合いに
スターティング5は、#1川村、#9森川、#11熊谷、#32桜木、#54ガードナー。
北海道#0橋本、#7中野の激しいプレッシャーディフェンスに苦しめられ、#1ミークス、#7 中野の得点で12-5と先手を取られる。しかし慌てることなくチームプレーで北海道のディフェンスを崩し、ゴール下へのピンポイントパスから#32桜木、#54ガードナーが得点。残り3分半に#1川村の3Pシュートで逆転すると、#7長野のスティールから#54ガードナーがワンハンドダンクで畳み掛ける。
三河が離しては北海道が追いつく接戦が続く中、#54ガードナーが個人ファウル3つでベンチに退くも、終了直前に#21ジョンソンがハーフラインから放ったロングシュートがリングを通過し、3点リードして最初の10分を終える。
北海道 41–51 三河(北海道 20–27 三河)
チームバスケを遂行し、二桁リードで後半へ
スタートは#1川村、#7長野、#9森川、#21ジョンソン、#32桜木。
#7長野の鋭いドライブで先制してエナジーを注入。粘り強いチームディフェンスで北海道の得点のペースを落とさせ、積極的なアタックでファウルを誘って、#1川村、#14金丸のボーナススローでリードを8点に広げる。
北海道#0橋本の3Pシュートで3点差に迫られるが、パスアウトから#2岡田がコーナー3Pシュートを沈めて主導権を渡さない。多彩な攻撃で#14金丸、#21ジョンソン、#32桜木が得点を重ね、残り2分半には#21ジョンソンがスティールからダンクを叩き込んで11点のリードを奪う。
北海道は#1ミークスが13得点を挙げて孤軍奮闘するも、三河は終始チームバスケットを遂行して二桁リードで試合を折り返す。
北海道 65–79 三河(北海道 24–28 三河)
ベテラン桜木と川村の勝負勘がピンチを救う
スタートは、#1川村、#9森川、#11熊谷、#21ジョンソン、#32桜木。
後半も激しい点取り合戦となる。北海道#7中野の3Pシュートで先制されるも、三河はディフェンスリバウンドから走って#1川村のレイアップ、#9森川の3Pシュートですぐに取り返す。
#21ジョンソンがディスクォリファイングファウルを宣告されて退場処分となり、開始4分に北海道#8多嶋の3Pシュートで3点差に詰め寄られるも、#9森川が3Pシュートを決め返して嫌なムードを払拭。どちらに転がるか分からない勝負どころで、#9森川、#1川村がドライブで切り込んで加点、#32桜木と#1川村が速攻の先頭を走って流れを傾ける。
北海道は#7中野のこのQ13点目となる3Pシュートで対抗するが、#54ガードナーの連続得点で再び二桁リードを築く。最後は#11熊谷と#54ガードナーで崩して、#32桜木がバスケットカウントをもぎ取り、14点リードで最終Qへ。
北海道 92–100 三河(北海道 27–21 三河)
川村 勝利を決定づけた2本の3Pシュート
スタートは、#7長野、#14金丸、#24加藤、#32桜木、#54ガードナー。
三河は点差を生かして、#54ガードナーのリバウンド、#32桜木のゴール下で着実に得点。開始3分、#32桜木のフリースローで67-85とリードを18点に広げる。
#14金丸が66本目にして今季はじめてフリースローを外すが、65本連続成功の快挙にブースター、チームメイトからは大きな拍手が送られる。
北海道は#2カミングスが1on1から8点を連取し、開始4分半で点差を11点に縮めるが、三河はフリースローや#54ガードナーのバスケットカウントで渡り合い、#1川村が立て続けに3Pシュートを沈めて勝利をたぐり寄せる。#32桜木がフリースローで100点目を決めて打ち合いに終止符を打ち、Game1のリベンジを果たした。
試合後コメント
鈴木貴美一
昨日は本当に北海道さんのエナジーが素晴らしく、我々がみっともない試合をしてしまったんですけど、今日も北海道さんは出だしからエナジー全開で、我々にとっても非常にタフなゲームでした。
ファウルトラブルとか、退場のアクシデントがありましたけれど、残っている選手たちがしっかり自分たちのバスケットをやってくれて、今日は良い形で勝てたと思います。
北海道さんも非常に素晴らしいチームで、我々は良い意味で勉強になった2試合だったので、次にしっかり繋げられるように頑張りたいと思います。