HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 1/25(土)名古屋D戦
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今季3度目の“愛知ダービー”は、オーバータイムにもつれ込む激戦となった。最大16点のビハインドを背負いながらも、出場選手全員が得点するチームプレーで巻き返し、敵地に駆けつけた多くのファン・ブースターと共に大きな勝利をつかみ取った。

1Q
名古屋D 31–21 三河
ハイペースに得点され、二桁ビハインドでスタート

スターティング5は、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#32桜木、#54ガードナー。
名古屋D#21笹山に連続3Pシュートを浴びて出鼻をくじかれるも、慌てることなくチームオフェンスを遂行。#54ガードナー、#14金丸の得点で追いかけるが、名古屋Dに高確率にシュートを決められ、徐々に点差が開く。

残り2分半、コートに入ったばかりの#7長野が狙いすましたパスカットから速攻に転じてバスケットカウントを奪取。チームにエナジーを吹き込むと、#14金丸、#32桜木がたたみ掛けて4点差に迫る。しかしその後も名古屋Dの得点ペースが落ちず、 31–21とビッグクォーターを作られてしまう。

2Q
名古屋D 54–43 三河(名古屋D 23–22 三河)
16点のリードを許すも、3Pシュート攻勢で踏みとどまる

スタートは、#2岡田、#7長野、#14金丸、#21ジョンソン、#54ガードナー。
劣勢を覆すベく、#7長野、#2岡田が積極的にリングに向かう。#54ガードナーの3Pシュートや、#2岡田が絶妙なカットインで#21ジョンソンのパスを呼び込んで反撃するが、名古屋D#19西田、#21笹山に決め返されて16点のビハインドを背負う。

#21ジョンソン、#7長野の連続3Pシュートで食らいつき、#9森川の3Pシュートで7点差に詰め寄るが、名古屋D#21笹山、#24バーレルに突き放され、11点を追って試合を折り返す。

3Q
名古屋D 69–67 三河(名古屋D 15–24 三河)
ガードナー9得点、川村8得点で2点差に迫る

スタートは、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#32桜木、#54ガードナー。
ディフェンスを締め直して名古屋Dの勢いを止めると、#1川村、#21ジョンソンの連続得点で追い上げるが、名古屋Dも#24バーレルを中心に渡り合い、点差が縮まらない我慢の時間が続く。

残り4分半、#54ガードナーのバスケットカウントでようやく一桁点差の壁を越えると、ここを勝負どころと見極めて一気にギアを上げる。速い展開から#1川村が3Pシュートを突き刺さすと、#9森川がボールをスティールし、それを自らの3Pシュートにつなげる。さらに#11熊谷、#1川村、#54ガードナーの連携プレーで1点差に迫る。69-67と射程圏内にとらえて最終Qを迎えた。

4Q
名古屋D 86–86 三河(名古屋D 17–19 三河)
両者譲らず、オーバータイムへ突入

スタートは、#7長野、#9森川、#11 熊谷、#21ジョンソン、#54ガードナー。
#54ガードナーのゴール下で同点に追いつくと、開始2分半に#7長野の鮮やかなパスから#21ジョンソンがアリウープを叩き込んで71-73と試合をひっくり返す。

その後はダービーらしく両者のプライドがぶつかり合う激しい展開に。名古屋Dが#21笹山の連続3Pシュートで再び流れを傾けようとすれば、#24加藤が3Pシュートを立て続けに射抜いて応戦。名古屋D#24バーレルがゴール下を決めれば、#54ガードナーがパワーで押し込む。

残り1分半、#54ガードナーの連続得点で82-86と前に出るも、名古屋Dに#8張本、#24バーレルの得点で追いつかれ、オーバータイムに突入した。

EX1
名古屋D 93–98 三河(名古屋D 7–12 三河)
大青援を力に、川村のビッグショットで9連勝

スタートは、#1川村、#11熊谷、#21ジョンソン、#24加藤、#54ガードナー。
序盤は一進一退の攻防が続くが、残り2分、#54ガードナーのパワーアタックで91-93と勝ち越すと、#11熊谷がドライブしながら逆コーナーでフリーになった#1川村を見逃さずにパスを送る。ここで#1川村がクラッチシューターの真価を発揮。放った3Pシュートは弧を描いてリングをとらえて、5点のリードを奪う。

ホームのような大青援を追い風に、ハードなディフェンスで名古屋Dの追撃を振り払い、93–98で試合終了。連勝を9に伸ばした。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

鈴木貴美一

今日は名古屋Dさんの出だしが非常に素晴らしかったと思います。3Pシュートも7割くらいの確率で入れられてしまいました。ただ、我慢してディフェンスすることで後半、なんとか追いついて、延長で勝つことができて非常にいいゲームだったと思います。

個人能力が高い選手たちがオフェンスもディフェンスもチームで戦えるようになって、勝てるようになってきました。勝つことでチームは成長しますし、自信にもなっています。

明日もタフなゲームになると思うので冷静に頑張りたいと思います。

アイシンブループ