HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 1/5(日)秋田戦
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アイシングループ Presents シーホース三河ホームゲーム

2020年初戦を白星でスタートし、5連勝で迎えた秋田ノーザンハピネッツとのGame2。立ち上がりは秋田の「日本一激しいディフェンス」に苦しめられるが、我慢のバスケットを続け、4Qにオフェンスが爆発。16点差を跳ね返しての大逆転勝利で6連勝を勝ち取った。

1Q
三河 18–25 秋田
秋田の激しいディフェンスに苦戦

スターティング5は、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#32桜木、#54ガードナー。
先のペースを掴んだのは秋田だった。強烈なオールコートディフェンスで三河のオフェンスのリズムを崩すと、攻撃ではインサイドを起点に中外から得点を積み上げ、開始5分に#6細谷の3Pシュートでリードを二桁に広げる。

#14金丸のフリースロー、#22シモンズのゴール下で追撃し、#54ガードナーの3Pシュートで5点差まで盛り返すも、秋田#51古川にブザービーターを沈められ、秋田ペースのまま1Qを終えた。

2Q
三河 37–46 秋田(三河 19–21 秋田)
最大16点のビハインドも、金丸、桜木の得点で一桁差に戻す

スタートは、#7長野、#14金丸、#22シモンズ、#24加藤、#54ガードナー。
#54ガードナーのリバウンドで先制するも、その後はシュートがリングに嫌われてスコアを伸ばすことができない。秋田#24保岡に連続で7得点を献上して、秋田を勢いづかせてしまう。タイムアウトでも流れを変えられず、ターンオーバーから#24保岡、#28ウィリアムスに得点され、残り4分半に16点のビハインドを背負う。それでも#14金丸の連続得点、#32桜木のゴール下で追撃し、ビハインドを一桁に戻して試合を折り返した。

3Q
三河 59–65 秋田(三河 22–19 秋田)
エース・金丸の二桁得点で猛追

スタートは、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#32桜木、#54ガードナー。
序盤は二桁、一桁差を行き来するこう着状態が続くが、エース・金丸がこの停滞状態を打ち破る。残り4分半に#14金丸が1on1を仕掛けてファウルを誘発。これで秋田のチームファウルが5つに達すると、フリースロー2本を確実に決めたのを機に、ステップバックシュート、フローターの連続得点で4点差に迫る。

秋田も#24保岡の連続得点で突き放しにかかるが、#14金丸のドライブ、#11熊谷の3Pシュートですぐに返上し、6点差に追い上げて最終Qヘ突入した。

4Q
三河 89–81 秋田(三河 30–16 秋田)
Wエースが躍動、大逆転勝利で6連勝

スタートは、#1川村、#7長野、#11熊谷、#22シモンズ、#32桜木。
#54ガードナーの連続得点で63-65の2点差に追い上げると、開始3分、#1川村の3Pシュートで逆転に成功する。秋田もすぐに#24保岡の3Pシュートで取り返すが、満員のアリーナの割れんばかりの青援を受けて#1川村が再び3Pシュートを突き刺し、#22シモンズ、#54ガードナーの得点で畳み掛ける。

6点ビハインドの秋田は3Pシュート攻勢に活路を見出そうとするが、三河は足を使ったディフェンスで粘り強くタフショットを打たせ、リバウンドの執着心でも秋田を上回って優位に試合を進める。#54ガードナー、#14金丸がボーナススローを着実にスコアにつなげて秋田のファウルゲームを乗り切り、三河 89–81 秋田で連勝を飾った。

ヒーローインタビュー

 
PF

#54 ダバンテ・ガードナー

ー今日の勝利おめでとうございます。
ありがとうございます!

ー今日の試合を勝って6連勝。今の気持ちをお聞かせください。
とても良い気分ですね。今チームが勢いに乗っていますので、このままハードにプレーを続けたいと思います。

ーガードナー選手自身はどんなことを意識して試合に臨みましたか。
まずはディフェンスに集中して、オフェンスで積極的にアタックすること、あとはミスしないことに集中していました。

ー前半から相手のタフなディフェンスが目立ちましたが、試合を振り返っていかがでしたか?
昨日と今日は全て上手くいきましたので、良い週末でした。

ー6連勝、良い形で天皇杯(次の試合)に臨めると思います。いかがでしょうか?
レギュラーシーズンとは別ですので、このままディフェンスをハードにプレーして、このまま今の調子でプレーを続けられるように頑張りたいと思います。

 
SG/SF

#14 金丸晃輔

ー今日の勝利おめでとうございます。
ありがとうございます!

ーチームはこれで6連勝、今のお気持ちいかがですか?
素直に嬉しいですね。勝ち方も接戦が何試合かあって、理想の勝ち方もできたので内容的にも満足です。

ー金丸選手からみて、今のチームどんなところが変わったと思いますか?
まずは我慢強くなったところですね。今日なんて10点差以上の展開だったので、最後の最後まで1試合を通して我慢してバスケットできたので本当によかったと思います。

ーそして、フリースロー外していないですね。
いや、ちょっと。(笑)

ー何本連続かご存知ですか?
50ちょっとですか?

ー今、57本連続です。
(会場歓声)

ー毎度、意識はされるんですか?
今年は特に緊張していますよ。一本一本緊張しています。(笑)

ー未だシーズン通して100%を記録しています。続けてください。
はい。頑張ります。

ー天皇杯、いい形で臨めると思いますが、こちらはいかがでしょうか?
そうですね。6連勝して良い形で天皇杯迎えれるので。滋賀さんにはレギュラーシーズン連敗しているので、本当に全部ぶつける覚悟でやっていきたいと思います。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

鈴木貴美一

ディフェンスに定評のある秋田さんが昨日の負けを悔しく思って、出だしからディフェンスとリバウンドが激しくて。僕らもミスというかターンオーバーを誘発されて非常に点の入らない苦しい展開でした。

ただ選手たちはしっかり我慢して、最後3Q4Qいい形で終えられて。こういう勝ち方は元々うちのチームのやってるやり方なので、4Qの締めが良くなってきたというところですね。

今、何がいいか悪いかということはみんな分かっていますし、その良い部分をみんなで出そうと努力しているので、引き続き天皇杯もありますし、この勢いで良い結果を出せるように頑張りたいと思います。

 
ヘッドコーチ

前田顕蔵

ゲームの入り・前半は非常にいいリズムで自分たちのバスケットを表現できていた部分はあったんですが、2Q終盤から後半に連続失点してしまう時間帯、オフェンスが機能しなかったり、三河さんのストロングポイントである#54ガードナー選手、#1川村選手、#14金丸選手にそれぞれにいい時間帯を作らせてしまった。そこを止めきれなかったというところで、後半三河さんの流れを止めきれなかったのかなと。

ここの力をつけないと、どのチームに対しても勝ちきれないので、自分たちとしてはタレントのある選手をチームでどう守りきるのか、そこの個人の責任とチームの責任というところ、チームの成熟度を上げていかないといけないのかなと感じました。

連敗が続くのですが、この中で自分たちはバラバラにならずにしっかり同じ方向を向きながら、早くこの連敗を抜けられるように準備したいと思います。

フォトギャラリー

2020年の最初のホームゲーム「アイシングループPresents ホームゲーム」のテーマは『家族で萬福』。恒例の萬福餅と振る舞い酒に加え、Super Girls、シーホースくんも華やかなお正月の衣装で福を呼び込んだ。

試合前には「吉田さんちの大道芸」が登場。姉妹大道芸人ももちゃん&ななちゃんとパパの3人がボールの上に乗ってジャグリングするなど、楽しいパフォーマンスで観客の笑顔を誘った。

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