今季初の横浜ビー・コルセアーズとの対戦は、緊迫したワンポゼッションゲームとなったが、第4Qの残り18秒、古巣凱旋の川村がクラッチレイアップを沈めて激戦に終止符。初の3連勝で中地区3位に浮上した
横浜 19–17 三河
桜木を中心にしたオフェンスで好スタート
スターティング5は、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#32桜木、#54ガードナー。
好調の#32桜木を起点にチームオフェンス展開。#14金丸、#32桜木、#54ガードナーが軽快に得点を重ねていく。
タイムアウトを取った横浜は#54ガードナー、#32桜木にダブルチームを仕掛けるなどディフェンスの強度を高め、ビッグマンの得点で追撃。残り1分#00サザランド、#10チェンバースの得点で17-15と逆転する。
#1川村のオシャレなアシストパスから#54ガードナーが決めて追いつくが、横浜#7ベクトンのブザービーターで19-17と再びリードを許す。
横浜 34–36 三河(横浜 15–19 三河)
長野、熊谷の3Pシュートで逆転
スタートは、#1川村、#7長野、#9森川、#22 シモンズ、#32桜木。
粘り強いディフェンスで横浜のターンオーバーを誘い、#32桜木のポストプレーから#7長野が連続3Pシュートを決めて再逆転に成功。
横浜#22秋山の連続得点で25-25と振り出しに戻るが、今度は#54ガードナーがディフェンスを収縮させ、#11熊谷が立て続けに3Pシュートを沈めて突き放す。#1川村のジャンパー、#54ガードナーのバスケットカウントでリードを維持し、2点リードで前半を終えた。
横浜 59–59 三河(横浜 25–23 三河)
互角の戦いが続き、同点で最終Qへ
スタートは、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#32桜木、#54ガードナー。
横浜#25竹田 の3Pシュートで逆転されるが、#54ガードナー、#32桜木が取り返し、#11熊谷がスティールから#32桜木が走ってリードを5点に広げる。しかし横浜は崩れることなく#00サザランドを中心に渡り合い、三河が離しては横浜が追いすがる展開が続く。
#11熊谷が3本目となる3Pシュート、#1川村が大ブーイングの中でフリースローを着実に決めて抜け出しにかかるも、終了間際に横浜#00サザランドの連続得点で追いつかれ、勝負の行方は最終Qにゆだねられた。
横浜 78–83 三河(横浜 19–24 三河)
4Qの男・川村が本領発揮、白熱の大接戦に終止符
スタートは、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#22シモンズ、#54ガードナー。
横浜に先手を取られるが、#1川村が積極的にリングに向かうプレーで流れを誘引。#54ガードナーのゴール下をアシストすると、ドライブで仕掛けて獲得したフリースローを決めきり同点に追いつく。
#1川村の3Pシュート、#14金丸のカットインでリードを奪うが、横浜にオフェンスリバウンドからのセカンドチャンスで決め返され、目まぐるしくリードチェンジする展開のまま終盤へ。
1点のビハインドで迎えた残り18秒、#1川村がカットインしてリバースレイアップを沈めて78-79と逆転。その後はファウルゲームを乗り切り、横浜 78–83 三河でタイムアップ。2戦連続でアウェイでの混戦を勝ち切った。
試合後コメント
鈴木貴美一
お互いに今日は序盤に点数が取れて、良いスタートが切れましたが、4Qはリバウンドをことごとく取られて我々も苦労しました。でも最後は選手がしっかり、自分たちのペースになるまで我慢したと思います。
こういった接戦に最近勝てるようになってきたのは、非常に良い傾向だと思います。横浜さんも本当に強くて、我々も本当に苦労しました。
(負傷選手がいる中で)ベンチメンバーも何度も入れ替えながらの試合になりましたが、最終的には勝てて、非常に良かったです。
明日もまたタフなゲームになると思うので、みんなで力を合わせて、頑張りたいと思います。