HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 12/25(水)新潟戦
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新潟とのクリスマスゲームは、ガードナーと川村がファウルアウトになる厳しい状況の中、終盤まで拮抗した我慢比べとなったが、土壇場でエース・金丸が勝ち越しの3Pシュートを突き刺し、14点差を覆す劇的逆転勝利。今季初の連勝を飾った。

1Q
新潟 30–19 三河
初硬い立ち上がりも、金丸の9連続得点で盛り返す

スターティング5は、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#32桜木、#54ガードナー。

外角のシュートが決まらず、新潟に7-0と走られる重い入りとなる。開始3分、#1川村が外からシュートを打つと見せかけて#32桜木にパス。これを沈めてようやく初得点を挙げるが、その後も得点のペースが上がらず、新潟#7五十嵐の12点を筆頭に計30得点を献上する。

#14金丸がハードなマークをかいくぐり、フローターや3Pシュートを立て続けにねじ込んで連続9得点。#7長野の3Pシュートで点差を11点まで戻す。

2Q
新潟 45–45 三河(新潟 15–26 三河)
ガードナー18点、古巣に恩返しの大爆発

スタートは、#7長野、#14金丸、#22シモンズ、#24加藤、#54ガードナー。

1Qは硬さが見られた#54ガードナーが3Pシュート、パワーアタックで連続得点。#14金丸の得点を挟んで、3Pシュートを連続で射抜く大暴れを見せる。さらに#22シモンズの同点フリースローをお膳立て。わずか4分で11点差を追いつく。

新潟も#3柏木、#34ハミルトンの3Pシュートで簡単にはリードを渡さず。追う展開が続くが、残り2分に#54ガードナーのバスケットカウントで逆転。新潟#34ハミルトンに再逆転を許すも、#1川村のスネークドライブで45-45の同点にして前半を終えた。

3Q
新潟 62–66 三河(新潟 17–21 三河)
桜木9得点、金丸とのコンビプレーが冴える

スタートは、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#22 シモンズ、#32桜木。

#14金丸の得点で先行するが、そこからターンオーバーが続き、オフェンスにリズムが生まれない。#32桜木がマッチアップで優位と見るや、執拗に1on1を仕掛けてスコアを積み上げるも、新潟#30今村に4本の3Pシュートを決められて膠着状態が続く。

残2分、#11熊谷の連続得点で抜け出すと、#14金丸と#32桜木が息のあったプレーで加点し、4点リードで最終Qへつないだ。

4Q
新潟 91–92 三河(新潟 29–26 三河)
我慢の末、エース・金丸の劇的弾で勝利

スタートは、#1川村、#11熊谷、#24加藤、#32桜木、#54ガードナー。

開始2分、#11熊谷の絶妙なノールックパスを受けた#32桜木のワンハンドダンクが炸裂。カウントワンスローも決めてリードを8点に広げる。これで主導権を握ったかに見えたが、新潟に3連続で3Pシュートを浴びて1点差に迫られる。

両チームのビッグマンが激しく火花を散らす中、残り4分半、#54ガードナーが痛恨のファウルアウト。それでも#32桜木を起点に冷静なオフェンスを展開し、1点を争う接戦に持ち込む。

88-88の同点で迎えた残り15秒、ラストプレーを託された#14金丸の3Pシュートが美しい放物線でリングを射抜いて勝ち越し。新潟 91–92 三河でシーソーゲームを制し、今季初の連勝を飾った。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

鈴木貴美一

1Qのスタートは新潟さんのペースで、2Qは我々のペース。後半はどっちに転ぶかわからないゲームだったんですが、新潟さんも良いチームで、最後の最後まで粘って、良いオフェンス、良いディフェンスをしていたので、我々も本当に苦しんで、なんとか勝ったという感じです。

今シーズンはこういった(接戦の)ゲームをことごとく落としているので、その意味ではこの勝ちがきっかけになればなと思っています。

アウェーにもかかわらず、たくさんのブースターの方が応援に来てくれて、応援が我々のエネルギーになったので本当に感謝しています。

さらに、新潟のブースターさんも良い雰囲気を作ってくれて、我々も良い緊張感の中で、良いゲームができたかなと思っています。

アイシンブループ