HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 12/22(日)北海道戦
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日本福祉大学 Presents シーホース三河ホームゲーム

悔しい逆転負けを喫したGame1の課題を踏まえ、40分間粘り強いディフェンスを継続して北海道を66点に封じると、ガードナーが43得点20リバウンドと大爆発。15点差の快勝で、2019年ホーム最終戦を飾った。

1Q
三河 11–8 北海道
ロースコアな展開も、粘り強いディフェンスで先行

スターティング5は、#1川村、#11熊谷、#14金丸、#32桜木、#54ガードナー。
昨日のGame1の反省を踏まえ、立ち上がりからディフェンスにフォーカス。インサイドを固く守り、北海道のミスを誘発して、開始からの約2分半を無失点に封じ込める。

#32桜木のバスケットカウントで先制すると、#54ガードナーがセカンドチャンスから得点を積み上げ9-5とリードする。その後は外角のシュートが決まらず重い展開となるが、粘り強いチームディフェンスで持ちこたえ、3点リードで最初の10分を終える。

2Q
三河 29–29 北海道(三河 18–21 北海道)
両者の意地がぶつかり合う我慢比べに

2Qは一転して点の取り合いに。#54ガードナー、#22シモンズのインサイドで加点するも、北海道も#1ミークス、#6パプ月瑠の得点で応戦。開始4分半に#1ミークスのミドルシュートで20-20の同点にされるが、#2岡田が3Pシュートを決めて主導権を簡単には渡さない。

3Pシュートの確率が上がらず、ディフェンスリバウンドから北海道に走られるも、#22シモンズのダンク、#2岡田のファストブレイクで食らいつき、29-29の同点でハーフタイムを迎える。

3Q
三河 55–45 北海道(三河 26–16 北海道)
走るバスケで、一気に二桁リードを奪う

スタートは、#1川村、#2岡田、#11熊谷、#32桜木、#54ガードナー。
#2岡田が思い切りの良いプレーでスティールからのファストブレイクで得点、さらに#54ガードナーの得点をアシストして、チームに流れをもたらす。

終盤までワンポゼッション差の熾烈な主導権争いが続くが、残り2分半、#11熊谷のスティールから#1川村が走り、そこに#54ガードナーがダイブしてアリーナを沸かせると、青援を受けて勢いに乗った#54ガードナーが2連続でワンマン速攻を繰り出し、二桁点差に引き離す。

4Q
三河 81–66 北海道(三河 26–21 北海道)
2019年ホームラストゲームを快勝で飾る

スタートは、#1川村、#7長野、#14金丸、#22シモンズ、#32桜木。
北海道#0橋本のバスケットカウント、#1ミークスの3Pシュートで6点差まで迫られるが、#54ガードナーが3Pシュート、ファストブレイクの連続得点、#11熊谷の鋭いドライブで突き放す。

北海道も#2カミングス、#1ミークスが果敢に攻めるが、#54ガードナーが怒濤の連続得点でさらに11点を積み上げる。#1川村が3Pシュート、#54ガードナーのフェイダウェイで、残り1分に点差を16点に広げて勝負あり。それでも#7長野がルーズボールに飛び込むなど最後まで緩みを見せず、三河 81–66 北海道でリードを守り切った。

ヒーローインタビュー

 
PF/C

#54 ダバンテ・ガードナー

ー今日の勝利おめでとうございます。
ありがとう。(日本語)

ー今日はどんな思いで試合に臨まれましたか。
とにかくディフェンスでハードにプレーして、なんとか勝つことをできるようにと考えました。

ー相手チームを66点に抑えたディフェンスはいかがでしたか?
今日はとてもすばらしいディフェンスができたと思います。ゾーンをやって相手を止めることができたと思います。

ー43得点88.9%(16/18)の2Pシュートを決めています。ご自分のスタッツを振り返っていかがですか?
自分の数字は気にしていないです。勝つためにここに来ましたのでそれが一番大事です。

ーチームもよくなっていると思います。年明けチームはどんな形になっていくでしょうか。
来年よりも、年末3試合残っているので、3試合をがんばって、いい終わり方をするように集中するしかないと思っています。

 
PG/SG

#1 川村卓也

ー今日の試合振り返っていかがでしたか?
ヘッドコーチも言っていましたが、自分たちで崩れて自分たちが逃したゲームだったので、今日は最後まで集中しないといけないと思いましたし、「相手の外国籍選手を止めるためにみんなでディフェンスする」そういう共通意識が今日のチームにはあったと思います。

ー事があるごとにコミュニケーションをとっていたように思いますがいかがですか?
しゃべることで解決できることはたくさんあると思うので。なかなか若い選手が自分から声を発することっていうのは、今のチームには出てこないところなんですが、これは自分の役割・このチームでやるべきことだと思っていますので、そういったコミュニケーションが今日は最後のリバウンドだったりディフェンスに繋がったのではないかと思います。

ースターターでの起用でしたが?
33歳なのでもうちょっと体を労っていこうと思います。(会場笑)

ー3Pシュート(4/7)を含む13得点。ご自分のスタッツを振り返っていかがですか?
3Pはまわりの選手がスペースを作ってくれて、いいパスをくれて生まれたシュートだと思います。ただ前半だったり、ミスから入ってフリースロもそうですし、なかなかチームにいい流れを持ってこれなかったので、後半は自分ができることをやろうと思ってコートに入ったので、その思いがボールに乗ってシュートが入ってくれてよかったなと思います。

ーこれからシーホース三河はどんなチームになると思いますか?
自分たちがいる現在地というのは自分たちがいるべきポジションではないと思っています。それは皆さんもわかっていると思いますし、年内のホームゲームはは終わってしまったのですが、後半戦年明けから2020年ホームから始まります。そこから巻き返していけるように、自分たちが持っているものをすべてぶつけて戦っていきますので、皆さんも”くさらず”に僕らを支えて欲しいと思います。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

鈴木貴美一

外国籍選手に好き勝手に昨日はやられたのでそこをしっかり抑えるということをポイントにして、ディフェンスにフォーカスした結果が、66点という点数だと思います。

北海道さんもいいチームで、我々もファイトしてやれたというのは、次につながる試合だったと思いますし、また来週水曜日にゲームがあるので、自分たちのプレーができるように頑張りたいと思います。

 
ヘッドコーチ

内海知秀

今日は前半オフェンスも少し重く、我慢しなければいけないゲーム展開だったと思います。

そういう中で前半はついていった部分はあるのですが、第3Qの出だしで相手がゾーン/マンツーマンとチェンジングしてきたディフェンスに対して対応が少し遅れたということで、第3Qのリズムが取れなかったのかなと思います。

最後の方も追い上げにかかったのですけれど、今日はスタッツのようにガードナー選手が活躍したということだったと思います。

フォトギャラリー

『ブルークリスマス』と題して開催された日本福祉大学Presentsシーホース三河ホームゲームは、イベントやプレゼントが満載。アリーナグルメにはクリスマスチキンや、サンタやツリーのドーナツなどブルークリスマス限定のグルメが登場し、クリスマス気分を盛り上げた。

また、人気企画「第2回 シーホース三河芸術王決定戦」を開催。『海の生き物』をテーマにした名作、迷作?揃いの中、タツノオトシゴを描いた根來選手が第2回芸術王に輝いた。

試合前にはシーホース三河U15と岡田選手の母校である泉ヶ丘中学校バスケットボール部との親善試合が行われ、試合後にはブースタークラブ会員限定イベントの「クリスマスサイン会」を実施。ファン・ブースターはスペシャルな一日を楽しんでいた。

アイシンブループ