HOME > スケジュールレポート_コメント > ゲームレポート 12/11(水)三遠戦
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今季初の“三河ダービー”は、最後の最後まで勝負の行方が分からない白熱の展開となった。ガードナー、金丸のWエースがオフェンスを牽引、粘り強いディフェンスでリードを守り切った三河に軍配が上がった。

1Q
1Q 三遠 13–11 三河
初先発の加藤が好守から流れを呼び込む

スターティング5は、#11熊谷、#14金丸、#24加藤、#32桜木、#54ガードナー。
今季初スタメンの#24加藤を中心にアグレッシブなディフェンスを遂行。スティールからのファストブレイクで先制点を挙げる順調な滑り出しを見せる。

その後はともにシュートがリングに嫌われ、ロースコアな展開に。ワンポゼッション差で試合が進み、#54ガードナーがインサイドを制して連続6得点をもぎ取れば、三遠も#8太田がミドルシュートで連続6得点を挙げて渡り合う。

2Q
2Q 三遠 26–30 三河(三遠 13–19 三河)
ガードナーがインサイドを支配。12得点11リバウンドのダブルダブル

スタートは、#1川村、#7長野、#22 シモンズ、#24加藤、#32桜木。
開始早々、#1川村の3Pシュートで逆転。2Qも重い展開が続くが、#1川村がスティールからファストブレイクを決めて流れを傾けると、#7長野のフローター、#54ガードナーの技ありスクープショット、#22シモンズのターンアラウンドシュートと得点を重ねて9点のリードを奪う。

三遠#13西川、#32グラッドネスなどの得点で2点差に迫られるが、残り1分#11熊谷のスティールから持ち込んで#54ガードナーがフリースローで加点。#22シモンズがセカンドチャンスから豪快なダンクを叩き込んで4点リードで前半を折り返す。

3Q
3Q 三遠 39–50 三河(三遠 13–20 三河)
金丸 多彩なスコアリングショーで二桁得点

スタートは、#11熊谷、#14金丸、#22 シモンズ、#24加藤、#54ガードナー。
#14金丸が積極的に仕掛け、フリースローやミドルジャンパーで加点。2分半に#24加藤がキックアウトからアウトサイドシュートを沈めて、リードを二桁に乗せる。#14金丸がフローター、#11熊谷のタッチダウンパスを受けてイージーレイアップ、フェイダウェイと多彩なシュートを披露し、この10分で10得点の爆発。

しかし終盤、三遠#1ドジャーに中外から連続で7得点を奪われ、11点のリードで最終Qヘ。

4Q
4Q 三遠 61–66 三河(三遠 22–16 三河)
1点差に迫られるもリードを守り、激闘のダービーを制す

スタートは、#1川村、#7長野、#15根來、#24加藤、#54ガードナー。
3Qから続く#1ドジャーの勢いを止められず、立て続けに失点。開始2分に#32グラッドネスのバスケットカウントで46-50の4点差に詰め寄られる。#54ガードナー、#1川村の得点で再び突き放すが、三遠も#1ドジャー、#32グラッドネスの得点で食らいつき、残り22秒、#13西川の3Pシュートで61-62の1点差に肉薄される。

重圧のかかる場面で、ファウルゲームのフリースローを#1川村が決めきり、激しいディエンスで三遠のスローインで5秒バイオレーションを誘発。リードを守り切り、61–66で三遠を振り切った。

試合後コメント

 
ヘッドコーチ

鈴木貴美一

今日はディフェンスをしっかりやろうということで、それにフォーカスして、点数は入らなかったんですけど、選手がやるべきことをしっかり遂行してくれたと思います。

先週の滋賀戦も、今日の試合も(アウェーですが)ファンの人が顔を真っ赤にして応援してくれていて、その人たちのためにも必ずチームを浮上させたいと思ってます。

昨日も選手たちとそのことを喋って、今日の試合は選手が自分たちのためじゃなくて、応援してくれるファンのためにしっかりやってくれたことが僕は嬉しかったです。

三遠さんも我々と一緒で苦しんでいますが、これからお互いに浮上して、(中地区の争いが)分からないようになればと思っています。

アイシンブループ