アイシングループ Presents シーホース三河ホームゲーム
今季最多となる観客の大“青援”に応え、最後までチーム全員がエナジー溢れるプレーで戦うも、逆転のブザービーターを決められ、勝利を届けることができなかった。
三河 29–20 SR渋谷
立ち上がりからエナジー全開。アリーナ一体で9点のリードを奪う
スターティング5は、#2岡田、#11熊谷、#14金丸、#40グラッドネス、#54ガードナー。
昨日悔しい敗戦を喫した三河は、立ち上がりからエナジー全開。SR渋谷#10ジャクソン、#9ベンドラメなどの得点で先行されるも、開始4分半に#40グラッドネスのブロックショットから#2岡田がアタックして逆転すると、満員のアリーナも自然にボルテージがアップ。大“青援“に後押しされて、#11熊谷がファストブレイク、#2岡田が3Pシュートを決めて突き放す。さらに終了間際に#40グラッドネスのスティールから#2岡田が走ってフリースローを獲得。9点リードの好スタートを切った。
三河 49–38 SR渋谷(三河 20–18 SR渋谷)
重戦車ガードナー 14得点の大暴れ。二桁リードで折り返す
スタートは、#2岡田、#7長野、#14金丸、#40グラッドネス、#54ガードナー。
SR渋谷#34ケリーの連続得点で5点差に迫られるも、#1川村が激しいディフェンスでチームを鼓舞。#54ガードナー、#14金丸、#40グラッドネスの得点でリードを二桁に乗せる。#54ガードナーが得意のユーロステップで得点したのを皮切りに、怒濤のアタックで8得点をもぎ取り、11点のリードで前半を終える。
三河 69–65 SR渋谷(三河 20–27 SR渋谷)
ガードナー、岡田の活躍で15点リードするも、猛追を受けて4点差に
スタートは、#2岡田、#11熊谷、#14金丸、#40グラッドネス、#54ガードナー。
SR渋谷#27石井の3Pシュートで先制されるも、すぐに#2岡田がやり返して流れを渡さない。#54ガードナーが11得点、#2岡田が9得点と躍動。一時は15点のリードを築くも、残り3分からSR渋谷に5連続で3Pシュートを浴びて、4点差で最終Qへ突入した。
三河 89–91 SR渋谷(三河 20–26 SR渋谷)
アリーナ一丸で最後まで戦うも、ブザービーターで惜しくも連敗
スタートは、#1川村、#2岡田、#7長野、#32桜木、#40グラッドネス。
#1川村のBリーグ通算300回となる3Pシュートで流れを呼び込み、リードを広げる。しかしSR渋谷#27石井の3Pシュートなどで粘られ、ターンオーバーから#10ジャクソンに逆転、オフィシャルタイムアウトを迎える。
#34ケリー、#10ジャクソンの得点するSR渋谷に対し、#11熊谷の3Pシュート、#1川村のカットインなどで応戦。終盤まで熾烈なシーソーゲームが続く。
再びリードされて迎えた残り13秒、#54ガードナーがリバウンドに飛び込んでフリースローを獲得。これを2本とも沈めて残り89-88と逆転に成功する。しかし#27石井にブザービーターの3Pシュートを沈められて、89–91で惜敗した。
試合後コメント
鈴木貴美一
今日は本当に選手が最初から高いエナジーで、激しくプレーをしてくれて、プラン通りに進んではいたんですが、3Qの終わり頃から少しミスが出てしまって、非常に残念でした。あと一歩のところまで選手は戦ってくれたので、下を向かずにまた次に向けてしっかり一週間練習して頑張ります。
やはりエナジーを使って戦うことが一番重要です。王者でもなんでもないので、理屈でバスケットをするのではなく、常に相手と戦うという気持ちを持って全試合戦わないと。激しく向かっていくことだと思います。
ガードの選手たちもどんどん上手くなってきていて、若いですがよくやっていると私は思っています。ミスしたら下を向くのではなくて、ミスをしてしまったら相手にもミスをさせるようなディフェンスをするということが大事です。
伊佐勉
三河さんが最初からエナジー全開で来るというのはわかっていて、特にポイントガードの所のプレッシャーがすごく良くて、少しつづ少しつづ自分たちのオフェンスが前半くるっていました。そこからディフェンスの戻りが遅くなったり、自分たちのインテンシティが落ちたりと、終始、三河さんのペースだったと思います。
後半に入って、まず我慢しながら付いていこうということを言って、選手たちが指示通りに100%やってくれたおかげで、最後あのような形になりましたが、我慢強くチームバスケットを遂行してくれたおかげで勝てたのかなと思います。
フォトギャラリー
「ブースタークラブ祭」をテーマに開催した今節の「アイシングループPresents ホームゲーム」。
芸術の秋にちなみ、場外特設ステージでは、昨シーズンに引き続き、グラフィックアーティストの左右田薫さんが登場。レゲエアーティストU-MIOさんの音楽に合わせてシーホース三河の選手を描くライブパフォーマンスを披露し、来場者の目を奪った。
試合のメインアリーナでは、雁が音中学校吹奏楽部が初々しく、熱い応援演奏で会場を盛り上げ、キッズMCが力強いコールでエナジーを届ける。始球式では抽選で選ばれたブースターがしっかりとフリースローを沈めて、最高の雰囲気を作ってティップオフの時を迎えた。