日本航空 Presents シーホース三河応援DAY
台風19号の影響で一日遅れの開催となった2019-20シーズンのホーム開幕戦は、Bリーグ開幕以降初めて千葉ジェッツをウィングアリーナ刈谷に迎えた。
三河 19–22 千葉
先行される展開も、チームオフェンスで応戦
スターティング5は、#2岡田、#11熊谷、#14金丸、#42オトゥーレ、#54ガードナー。
千葉#34小野の連続得点で先行されるが、5分に#11 熊谷の3Pシュートで逆転する。その後も激しい主導権争いが続くが、残り1分から千葉の得意とするトランジションから連続得点を浴びて、三河 19–22 千葉で1Qを終える。
三河 37–38 千葉(三河 18–16 千葉)
長野 3Pシュート3本の11得点で牽引
スタートは、#1川村、#7長野、#14金丸、#42オトゥーレ、#54ガードナー。
#7長野の3Pシュートで追いつくが、千葉#21エドワーズにこの10分で12点を積み上げられて最大6点のリードを奪われる。追う展開が続く中、#54ガードナーのアタックで追走。#7長野が3Pシュート3本を含む11得点の大爆発で逆転に成功するが、終了間際に逆転を許して1点ビハインドで後半へ。
三河 57–57 千葉(三河 20–19 千葉)
お互い譲らず、1点を争うクロスゲームに
スタートは、#2岡田、#11熊谷、#14金丸、#42オトゥーレ、#54ガードナー。
開始早々#2岡田のミドルシュートで逆転。#14金丸の3Pシュート、#42オトゥーレのダンク、#2岡田の1on1で引き離すが、千葉も#5田口3Pシュート、#2エドワーズのファストブレイクで反撃。1ポゼッション差で試合は進み、57-57の同点で最終Qへもつれ込んだ。
三河 78–82 千葉(三河 21–25 千葉)
終盤に逆転を許して、ホーム開幕戦を飾れず
スタートは、#1川村、#7長野、#14金丸、#15根來、#42オトゥーレ。
序盤、#15根來、#14金丸の3Pシュート、#42オトゥーレのジャンプシュートで一気に突き放す。千葉に連続3Pシュートを浴びて1点差に詰め寄られるが、#54ガードナーのパワーアタックで6点のリードを築き、オフィシャルタイムアウトを迎える。
その後も#54ガードナーの連続得点でリードする展開が続くが、残り1分半にターンオーバーから千葉#31原にバスケットカウントを献上して逆転を許す。残り39秒#54ガードナーのフリースローで78-77と前に出るが、残り30秒に再び#31原の3Pシュートでリードを許し、残り5秒#3パーカーにファストブレイクから決められてしまう。最終スコア三河 78–82 で千葉に競り負け、ホーム開幕戦を白星で飾ることは出来なかった。
試合後コメント
鈴木貴美一
出だしは千葉さんにやられていたんですが、ビッグマンの控えがいない(#32桜木選手が出場なし)中で、#15根來選手が頑張ってくれて、うまく繋いで、良い感じで最後の最後まで来たんですが、最後の一番大事なときにミスが起きてしまいました。リバウンドに2人で行ってしまったり、オフェンスでのミスだったりが立て続けに4Q後半に出てしまい、やられてしまいました。最後に千葉さんのいいところを出させてしまいました。
去年と較べて、千葉さんともちゃんと戦えるようになったので、あとはしっかりシュートで終わる、ボールを大事にするということをもう少しできれば伸びていくんじゃないかと思います。負けはしましたが、次に繋がる試合ができたと思います。
ヘッドコーチ
大野 篤史
#54ガードナー選手にかなりやられたんですけども、チームとして40分間我慢できたからこそ勝つことができたと思っています。
フォトギャラリー
待ちに待ったホーム開幕戦には、ファン・ブースターが長い列を作って開場を待ちわびた。安城学園吹奏楽部が力強いファンファーレで華やかに開幕を告げると、アリーナMCの小林拓一郎さんと大青援団が「共頂セレモニー」で気持ちを一つにして入場した。
「日本航空Presentsシーホース三河応援DAY」として開催された今節には、大人気イベント「JAL折り紙ヒコーキ教室」や「JAL制服着用体験ブース」などが登場。他にもシーズンテーマである「Get EXCITED!(ワクワク)」なイベントやグルメが目白押しで、2906人の観客を楽しませた。オープニング映像もさらにスタイリッシュにバージョンアップ。青に染まったアリーナから自然に拍手が沸き起こった。