
ブービーズ 刈谷店 Presents シーホース三河ホームゲーム
佐賀バルーナーズとの今季3度目の対戦は、序盤から3Pシュートのタッチに苦しむも、ディフェンスとリバウンドで我慢し、久保田、西田(優)がアグレッシブなドライブで牽引。粘る佐賀を突き放し、78-67で勝利し、対佐賀戦3連勝、連勝記録を「8」に伸ばした。
三河 20–13 佐賀
タイトなディフェンスと14本のリバウンドで主導権を握る
スターティング5は、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
佐賀#23ダジンスキーの3Pシュートで先手を取られるも、#11久保田が#54ガードナーとのピック&ロールからゴール下に侵入して得点すると、スティールから#10レイマンがダンクを叩きこんで3-4と逆転する。
3Pシュートに当たりがこない中、ディフェンスとリバウンドでつなぎ、開始3分にはディフェンスリバウンドを奪った#11久保田がワンマン速攻で加点。さらに#11久保田のパスに#54ガードナーがゴール下で合わせて、早々に佐賀にタイムアウトを取らせる。佐賀は#25角田のアタックで反撃するが、#13須田が3Pシュートを決めて流れを渡さない。
開始5分、#11久保田が個人ファウル2つとなるが、交代で入った#7長野が絶妙なパスで#10レイマンの得点をアシスト。残り3分半には#30ホワイトが3Pシュート時にファウルを受け、フリースローを3本とも沈めて16-5と二桁点差を作る。
佐賀#22グローヴスの3Pシュートで点差を一桁に戻されるが、#54ガードナーがパワーで押し込んで譲らない。その後もタイトなディフェンスを継続するも、終了間際に佐賀#13阿部に3Pシュートを決められ、7点リードで2Qへ。


三河 34–38 佐賀(三河 14–25 佐賀)
3Pシュート確率14.3%と苦しむも、4点差で後半へ
スタートは、#1ケネディ、#7長野、#18角野、#30ホワイト、#54ガードナー。
佐賀#22グローヴスの3Pシュートで4点差に追い上げられるが、#18角野が佐賀#25角田のシュートをブロックショットで叩き落とすと、#7長野の3Pシュート、#1ケネディのアタックで9点差に突き放す。
佐賀も#25角田の3Pシュートで対抗するが、#1ケネディが3Pシュートで返上。#19西田(優)が華麗なロールターンで相手の間を抜いてフリースローで得点を重ねる。
しかしオフィシャルタイムアウトを挟んで、佐賀#14金丸に立て続けに3Pシュートを射抜かれ、#60フィーラーの連続得点で30-31と逆転される。
タイムアウトで流れを切り、#10レイマンのドライブでリードを奪い返すも、佐賀#60 フィーラーの3Pシュートですぐに逆転を許す。#19西田(優)のドライブで34-34と追いつくも、佐賀#23ダジンスキー、#14金丸に連続得点を許して、4点ビハインドで試合を折り返す。


三河 51–50 佐賀(三河 17–12 佐賀)
久保田が果敢なアタックで流れを引き寄せ、逆転に成功
スタートは、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
立ち上がり、#11久保田がアグレッシブなドライブで流れを引き寄せる。開始1分に鋭くインサイドに切り込んで先制点を挙げると、次のオフェンスではペイントアタックから外に展開。#10レイマンが3Pシュートを射抜いて39-38と逆転する。
開始2分に#19西田(優)がファウルトラブルに陥るが、#11久保田はインサイドを切り崩して立て続けに得点し、オフェンスを牽引する。佐賀はタイムアウトを取るが、#11久保田の勢いは止まらない。#54ガードナーとの2メンゲームからシュートをねじ込んでいく。
さらに相手のPGにダブルチームでプレッシャーをかけてボールを奪い、#10レイマンがフリースローで加点。#7長野もインサイドにアタックしてリードを9点に広げる。しかし残り2分から佐賀に7連続得点を浴びて、51-50と1点差に追い上げられる。


三河 78–67 佐賀(三河 27-17 佐賀)
エース・西田(優)9得点1アシストの“アツアツおでんタイム“で勝利に導く
スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#30ホワイト、#32シェーファー。
序盤は互いに譲らず、一進一退の攻防が続く。#7長野のタッチダウンパスから#10レイマンがバスケットカウントをもぎ取ると、開始3分、絶好調の#11久保田がタフな体勢からミドルシュートを決め切ってアリーナを沸かせる。
開始5分からはエース#19西田(優)の時間に。#19西田(優)がドライブから連続得点を挙げる。佐賀は#14金丸のフリースロー、#13阿部のバスケットカウントと3Pシュートの連続得点で食い下がるが、#1ケネディのポストアップ、#54ガードナーのアタック、#19西田(優)のドライブで逆転を許さない。
残り2分、再び#19西田(優)がインサイドをこじ開けて71-65と2ポゼッション差に。さらに#19西田(優)は#30ホワイトの3Pシュートをお膳立てすると、残り1分に#19西田(優)がポンプフェイクでディフェンスを飛ばせてシュートを押し込み、リードを9点に拡大する。最終スコア78-67で勝利し、連勝を「8」に伸ばした。


試合後コメント
ライアン・リッチマン
全体としての3Pシュートが入らないゲーム展開になりましたが、そういうこともあるものだなと感じています。ただその中で、特に3Q、4Qのディフェンスは本当に素晴らしかったと感じています。
特にエフォートの部分です。本当に細かい部分で言えばリバウンドやコンタクト、フィジカル面、そこの努力がとても素晴らしかったと思います。また後半3Pシュートを3本決められた部分も含めて、良かったかなと思います。
西田優大
前半後半ともに、トーンセットと言いますか、出だしこそ悪くはなかったですが、オフェンスの足が止まってしまったり、ディフェンスの強度が落ちてしまったりという時間帯が途中ありました。
そこは一つ反省しなきゃいけないところです。ただ、シュートは入らない中でもしっかり勝ち切れたことは非常に大きいので、また違う勝ち方をしたというか、本当に今日は勝てて良かったなという試合だったと思います。
チームのディフェンスについて、振り返りをお願いします。
後半こそ本当に良かったと思います。前半は相手のビッグラインナップだったり、金丸さんに気持ちよくやられてしまった部分がありました。それでも前半は38点に抑えられていましたし、あれだけビックマンもシュートが上手い選手が揃って、火力のあるチームに対してディフェンスできたのは非常に良かったと思います。
今シーズンオフェンスは非常に良くても、ディフェンスでなかなか苦労した部分があったので、今回ディフェンスで勝ったゲームというのが出来たので、そこは良かったと思います。
週末の秋田戦に向けてコメントをお願いします。
前回の岡崎ゲームで一勝一敗となった相手ですし、非常にペースの速い、ディフェンスの強度の高いチームなので、アウェーになりますけど、決して受けに回らず、これから秋田さんに限らず、次のバイウィークまでいかに僕たちのやるべきことをしっかりやるかというのがすごい大事になってくると思います。
今日はそれをディフェンスで示せましたけど、また週末ディフェンスでもオフェンスでも両方示せるように頑張りたいです。
また、ファンの皆さん、いつもご青援ありがとうございます。本当に皆さんの青援が力になっています。アウェーの選手に対しても温かい青援を送るというのは三河らしくて、やっていて気持ち良いので、ぜひ秋田でもお願いします。寒いので、皆さん気をつけてお越しください。秋田でも待っています。
宮永雄太
前半までの流れは比較的我々のペースでコントロールできたかなと思うんですが、後半の立ち上がりのところとか、シュートミスした後のディフェンスが影響してしまうとか、自分たちからもっと相手にプレッシャーをかけて試合の展開を作るというところ、前半できていた部分が後半失速してしまったというのがとても悔しいです。
もっと自分たちでコントロールできたんじゃないかなというシーンが多々あったので、難しい試合になってしまいました。
フォトギャラリー
ブービーズ刈谷店 Presents シーホース三河ホームゲームのテーマは「三河夜祭」。
場外にはナイター恒例の「えんにちブース」が登場。グルメフェス「どんどんナイト」も開催され、魚屋の海老天丼、うなぎ丼、特選ステーキ丼などボリューム満点の丼が大集合。多くのファン・ブースターが丼をどんどん食べて、パワーチャージをしていた。
またクリスマスに先立ち、来場者全員にオリジナルのクリスマスカードがプレゼントされた。


































































































