HEBEL HAUS Presents シーホース三河ホームゲーム
1ゲーム差で中地区3位を争うサンロッカーズ渋谷との重要な一戦。序盤は両者譲らぬシーソーゲームとなるが、シュート精度が上がらず、徐々に攻撃のリズムが狂いだす。最後まで死力を尽くすも、流れを取り戻すことができず、9点差で敗戦した。
三河 21–22 SR渋谷
立ち上がりから意地がぶつかり合う拮抗した展開に
スターティング5は、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。欠場が続いていた#10レイマンが今季初先発。
SR渋谷#8ホーキンソンに先制されれば、#10レイマンがドライブで取り返し。SR渋谷が#5クレモンズのドライブで得点すれば、#54ガードナーがパワーアタックで追走と、開始直後から激しい点の取り合いが繰り広げられる。
その後もSR渋谷が離しては三河が追いつくつば迫り合いが続くが、開始4分に#54ガードナーのバウンズパスに#11久保田がタイミング良くカットインして8-7と逆転する。
SR渋谷に連続3Pシュートを浴びて8-13とリードされるが、ファストブレイクから#19西田(優)がバスケットカウントを獲得。残り4分に#32シェーファーのリバウンドで13-13と並ぶ。
残り3分半、#10レイマンの3Pシュートで前に出るも、SR渋谷も#13田中の3Pシュートで返上して一歩も引かない。再び追う展開となるが、#0オーガストの合わせ、#54ガードナーの3Pシュートで1点差に追い上げる。
三河 34–42 SR渋谷 (三河 13–20 SR渋谷)
クロスゲームが続くも、終盤突き放され、8点ビハインドで後半へ
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#18角野、#27石井、#54ガードナー。
SR渋谷#1アウダのバスケットカウントで先手を取られるが、#54ガードナーを起点にオフェンスを構築。#54ガードナーと#27石井のコンビプレーで対抗する。 粘り強いディフェンスからアップテンポな展開に持ち込み、開始3分に#0オーガストのバスケットカウントで26-25と逆転する。さらに#54ガードナーの3Pシュートでリードを広げるが、ターンオーバーが続いて、完全に流れを引き寄せることはできない。
残り4分、ミスから走られて逆転を許す。すぐに#7長野の3Pシュートで悪い流れを断ち切るが、SR渋谷#21ジョーンズ、#4マーフィージュニアに得点を重ねられてしまう。
タイムアウトで修正を図り、#19西田(優)のドライブで食らいつくが、残り1分半からSR渋谷に6-0のランを作られて8点ビハインドでハーフタイムに入った。
三河 47–54 SR渋谷 (三河 13–12 SR渋谷)
アウトサイドシュートを決めきれず、我慢の時間が続く
スタートは、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
#10レイマンと#54ガードナーのコンビプレー、#13須田のカットインと、チームでチャンスを作り出す順調な入りを見せる。さらに#13須田がルーズボールにダイブしてチームを鼓舞するも、アウトサイドシュートを決め切ることができない我慢の時間が続く。
開始2分半に#9ベンドラメのドライブで11点のビハインドを作られるが、エース#19西田(優)がオフェンスを引っ張り、#54ガードナーのゴール下、#10レイマンのダンクをアシストする。
#10レイマンがSR渋谷#5クレモンズのシュートをブロックで封じるなどディフェンスから流れを作り出そうとする。しかしスコアリングに苦しみ、残り4分半に#8ホーキンソンのフリースローで二桁ビハインドに。
それでも24秒バイオレーションを誘発するなどディフェンスで踏みとどまり、#19西田(優)が3Pシュート時のファウルでフリースローを獲得して食らいついていく。
その後は両チームともに得点が伸ばせず。残り37秒、SR渋谷#1アウダにリバウンドを押し込まれるが、終了間際に#18角野が3Pシュートを突き刺し、7点差で最終Qを迎えた。
三河 59–68 SR渋谷 (三河 12–14 SR渋谷)
最後まで3Pシュートが振るわず、9点差で敗戦
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#18角野、#32シェーファー、#54ガードナー。
SR渋谷#13田中に先制点を挙げられて47-56に。その後は2分以上にわたって、両者ともにスコアが動かない。
開始2分半、#7長野が#0オーガストとの2メンゲームからフローターを沈めて7点差に追い上げるが、SR渋谷に立て続けに3Pシュートを射抜かれ、開始5分に#8ホーキンソンのフリースローで点差を15点に広げられてしまう。
#19西田(優)が果敢にリングにアタックしてファウルを誘発。フリースローのリバウンドを粘り強く繋いで#54ガードナーが得点する。
51-64で迎えたオフィシャルタイムアウト後、#19西田(優)のキックアウトから#11久保田がコーナー3Pシュートを射抜いて反撃開始。その1分半後にも再び久保田が3Pシュートを決めて9点差まで詰め寄る。その後も追撃を試みるが、最後まで3Pシュートが振るわず、9点差で敗戦した。
試合後コメント
ライアン・リッチマン
今日の試合はオフェンスが上手くいきませんでした。
ターンオーバーも多かったですし、リバウンドもいい数字ではありません。
こうなると、しっかりと規律のあるSR渋谷さんのようなチームに勝つことは容易ではありません。
西田優大
ずっと我慢強くついていけてたとは思うんですけど、ターンオーバーだったり、オフェンスが単発になってしまったり、セルフィッシュな部分も出てしまったので、SR渋谷さんはただでさえポゼッションの回数が少ない中でターンオーバーしてしまうと一つのミスがすごく大きなものになってしまうので、そういった意味でも自分たちから崩れてしまったのかなという印象のゲームでした。
-オフェンスの改善点
やっぱりセルフィッシュになって単発になってしまう部分が一番良くなかったし、もっとボールを動かせていればうまくペイントアタックでフィニッシュできた部分もあったので、やっぱり京都の1戦目もそうだったのですが、それがうまくいかずにすごくタフな展開になってしまったので、そこは成長しなければいけない部分だと思っています。
-次戦に向けて
年内最後のホームゲームになりますし、勝率が五分を下回っているチームが相手とはいえ自分たちは気が抜けない状況に変わりはないので、しっかりと2試合とも勝つことが大事だと思うので、いい形でホームゲームを締めくくれるように頑張るので、ご青援をよろしくお願いいたします。
ルカ・パヴィチェヴィッチ
まずは、三河さんという素晴らしいチームとのハードな試合に、勝ち切ることのできたチームにおめでとうと言いたいです。
バイウィーク明け、18日間で8ゲームという日程はどのチームにとっても難しいと思います。この準備期間の短い中では、スタミナがあり勝ちたいという気持ちの強いチームが勝てると思います。
我々はFE名古屋さんに負けて、そこから立ち上がってこの素晴らしい三河さんに勝ち切ることができたことは素晴らしいカムバックでした。
またフィジカルな戦いにおいて、1ポゼッションを大切にした結果が勝ちきれた要因でもあると思いますし、基本に忠実な点をやりきったことがこの勝利の大きな要因だったと思います。
こういった試合を続けていけるように、選手たちを後押しして今週末を迎えたいです。
フォトギャラリー
HEBEL HAUS Presents シーホース三河ホームゲームは「ミカワ夜祭」がテーマ。ヘーベルハウスを展開する旭化成ホームズより、先着2000名にZiplocがプレゼントされた。
この日のSR渋谷戦と21日、22日の川崎戦の3日間にわたって「シーホース三河 モテ男No.1決定戦2025」を実施。併せて、「#今日のザック様」展が開催され、多くのファン・ブースターが足を止めて、写真鑑賞や投票を行なっていた。
また、SR渋谷のマスコット「サンディー」が来場。ハーフタイムの「タツヲンtheステージ」では得意のダンスを披露し、シーホースくん、タツヲと共に会場を盛り上げた。