
スギ薬局 Presents シーホース三河ホームゲーム
琉球ゴールデンキングスとのGame2は、レイマンの欠場に加えて、1Qでガードナー、オーガストがファウルトラブルになる苦しい状況に。それでもアグレッシブなディフェンスから流れを掴み、一時は4点差に迫まったが、天皇杯王者に押し切られ、同一カード連敗を喫した。
三河 16–14 琉球
序盤からエナジー全開で戦い、リードする展開に
スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
前日の課題であったディフェンスとリバウンドをハードワークし、#54ガードナーのリバウンドで先制する。琉球#34小野寺に3Pシュートを決められるが、#54ガードナーが3Pシュートでお返し。さらに#11久保田のスティールから#19西田(優)がファストブレイクを繰り出してバスケットカウントを獲得するなど、序盤から全員が攻め気を見せる。
#10レイマンの欠場により外国籍選手1人の時間帯が長くなる中、早々に#0オーガストと#54ガードナーが個人ファウル2つとなるが、機動力を活かしたディフェンスで24秒バイオレーションを誘発するなど全員で我慢強く戦い続ける。
琉球#4ローの連続得点で10-10の同点とされるが、#54ガードナーとのピックアンドロールから#11久保田が勝ち越し。#19西田(優)も強気のアタックから得点につなげてリードを広げる。琉球#53カークの連続得点で残り1分に再度追いつかれるが、#7長野がインサイドを切り裂き、16-14と2点リードで1Qを終える。


三河 35–42 琉球 (三河 19–28 琉球)
長野の連続3Pシュートでリードするが、琉球の高さに苦戦して逆転を許す
スタートは、#0オーガスト、#7長野、#18角野、#27石井、#32シェーファー。
開始早々、琉球#12アルマの3Pシュートで逆転されるが、#32シェーファーがカットインでバスケットカウントを獲得し、すぐにリードを奪い返す。
#7長野がルーズボールに飛び込むハッスルプレーで“長野フェスティバル“の開催を宣言すると、立て続けに3Pシュートを射抜いて25-17とリードを広げる。
タイムアウトで立て直した琉球#45クーリーにインサイドで強さを発揮されるも、#32シェーファーの合わせで対抗。琉球#4ローの得点で27-27の同点でオフィシャルタイムアウトを迎える。
琉球#4ローのアタック、#18脇の3Pシュートで再逆転され、さらに琉球#4ロー、#14岸本の連続3Pシュートで突き放されるが、#54ガードナーがアタック、3Pシュートの連続得点で渡り合う。
高さを強調する琉球に苦戦しながらも、#0オーガストがインサイドで身体を張り、7点差で試合を折り返す。


三河 57–66 琉球 (三河 22–24 琉球)
12点のビハインドを背負うが、粘り強く食い下がる
スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
#19西田(優)と#0オーガストのアリウープ、#13須田のキックアウトから#54ガードナーが3Pシュートと、チームでボールをシェアしながら得点を重ねて4点差に追い上げる。
追い上げムードの中、エース#19西田(優)が負傷でベンチに退くアクシデント。
琉球#53カークに得点を重ねられ、開始4分に琉球#4ローの3Pシュートで42-54と12点のビハインドを背負うが、#11久保田のドライブ、#54ガードナーの3Pシュートで対抗。4000人超の観客が“大青援“で選手の背中を押すと、#11久保田と#27石井がドライブでインサイドをこじ開けて7点差に詰め寄る。
しかし残り3分半、#54ガードナーの個人ファウルが4つになる苦しい状況に。琉球#12アルマに連続得点を挙げられて点差を再び12点に広げられる。#7長野、#18角野の連続3Pシュートで食い下がり、57–66の9点ビハインドで最終Qへつないだ。


三河 76–85 琉球 (三河 19–19 琉球)
最後までアリーナ一丸で戦うが、追撃及ばず2連敗
スタートは、#7長野、#18角野、#27石井、#32シェーファー、#54ガードナー。
#18角野のカットインで先制するが、開始1分半に#54ガードナーがファウルアウトに。それでも粘り強いディフェンスで踏みとどまり、ファストブレイクから#0オーガストが加点して2ポゼッション差に迫る。
その後も#27石井を中心にアグレッシブなディフェンスで相手のミスを誘発し、開始2分に#32シェーファーの合わせで4点差に。琉球は#12アルマの3Pシュートで持ち直すが、三河も#27石井のアシストで#0オーガストがダンクを叩き込んで譲らない。
ビッグラインナップを敷く琉球に、#4ローの連続得点で残り3分に12点差を作られるが、#11久保田のドライブ、スティールから#32シェーファーがゴール下を決めて食らいつく。
その後もオールコートディフェンスでターンオーバーを誘い、ブースターディフェンスで琉球#14岸本のフリースローを落とさせるなど、最後の最後までアリーナ一丸で勝利への執着心を見せるが、反撃及ばず。76-85で敗戦。天皇杯王者に力の差を見せつけられた。


試合後コメント
ライアン・リッチマン
今日のゲームに関してはハードにプレーをしたと思っていますし、現状持っているものは出し切ることができました。
言い訳をするつもりはありませんが、怪我人がいたり選手が足りていない状況で、昨日とは違っていいゲームができたと思っています。
その中で、一体感・努力・エナジーを持ってプレーするということを今日のようにこれからもしていかなければならないと思っています。
今日のゲームでそういうことをできたことを踏まえて、先に繋げることのできる試合だったと思います。
久保田義章
昨日よりハードに最後まで戦い抜くことができましたし、負けはしましたが自分たちのやるべきことをやっての敗戦なので、次に繋がる試合だったと思っています。
-この2試合のオフェンス、正PGとしてどんなふうに見えていますか
1試合目に関しては自分たちのやるべきこと、やりたいことが曖昧になっていて、しっかりとコートに出ている5人同士でのコミュニケーションが取れていませんでした。ベンチからの指示の受け取り方がコート内と外で違っていたりして、共通理解がありませんでした。
2試合目が始まる前にそれをみんなで話し合い、どうあるべきかを再確認した今日は、みんなコミュニケーションを取りながらできていました。自分たちが何をするべきかという共通認識を持つことを大切にしてやればうまくいくと思うので、PGとしてHCとコミュニケーションを取ったものをチームにしっかりと伝えることを意識しながらやっていこうと思います。
-強豪の琉球さんに2連敗してしまいました。これから強豪チームとの対戦が数多く控えていますがこの2試合を振り返って自分たちの今の状態はいかがですか?
今日みたいな試合ができればと思っています。ディフェンスだったりオフェンスの強度、そして自分たちがやるべきことというのを、ここからさらにレベルアップしていきやっていけば、どんな相手でも絶対勝てると思います。そこはチーム一丸となってバラバラにならずにやっていこうと思います。
-今日青援を送ってくださったファンの皆さまにメッセージをお願いします
昨日は恥ずかしい試合をしてしまいましたが、それでも変わらず青援をくださったブースターの方々に本当に感謝しています。これからまだまだ厳しい戦いが続くと思うので、しっかりと自分たちの背中を押してくださると、本当に助かります。一緒に戦っていけたら良いなと思っています。
桶谷大
タフコールが多かった中で、選手たちがハッスルしてくれておかげで流れを相手に渡さずにゲームを決められたと思います。
フォトギャラリー
スギ薬局Presents シーホース三河ホームゲームの節テーマは「選手プロデュースDAY」。
いつも応援してくださるファン・ブースターの皆さまへの感謝の気持ちを込めて、選手が趣向を凝らしたイベントを企画。「西田家のきゅうりセット」の販売や、選手が撮影した写真展「PHOTO by PLAYERS」、「選手セレクトBGM」など、盛りだくさんで来場者を笑顔にしていた。
アリーナグルメは「ワールドグルメフェス」を開催。三河グルメからベトナム、トルコ、イタリアンなど10ヵ国以上のグルメが大集合。多くのファン・ブースターが、暖かい日差しの中、ピクニック気分で食事を楽しんでいた。