【ホームゲームレポートVol.08】11月19日(日)横浜ビー・コルセアーズ戦
2017年11月19日(日) シーホース三河 VS 横浜ビー・コルセアーズ 14:05~
@ウィングアリーナ刈谷
シーホース三河 VS 横浜ビー・コルセアーズ | |||||
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チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
シーホース三河 | 20 | 38 | 13 | 19 | 90 |
横浜ビー・コルセアーズ | 26 | 17 | 19 | 10 | 72 |
11月唯一のホームゲーム、横浜ビー・コルセアーズとの2試合目。真冬並みの寒さにもかかわらず、ウィングアリーナ刈谷での最多入場記録となる3051人のファン・ブースターが集まり、アリーナを青く染めた。
この日は、「ちゅり」の愛称で親しまれるSKE48の中心メンバーで、シーホース三河の新米ブースターでもある高柳明音さんが来場。松井選手からルーティーンを教わって臨んだ始球式では、セカンドチャンスを見事に決めて、飛び上がってガッツポーズ。アリーナは大歓声に包まれた。
1Q 三河 20 - 26 横浜
我慢の展開の中で光った金丸の安定感
スタンディングオベーションのアリーナに迎えられたスターティング5は、#3オルトン、#4狩俣、#12西川、#14金丸、#32桜木。昨日と同じスターター。
昨日と同じオンザコート2でアグレッシブに臨んだ横浜は、序盤からオフェンスマシーン・#1川村が連続3Pシュートで勢いをつける。インサイドでも2人の外国籍選手に主導権を握られ、三河にとっては我慢の時間が続く。
その中で気を吐いたのが三河が誇るオフェンスマシーン、#14金丸だ。
3分、#3オルトンとのスクリーンプレイで2シュートPを沈めると、残り4分、#32桜木のパスを受け、相手のマークをかわしてジャンプシュート。さらに終了間際にも連続3Pを決めるなど、1Qだけで13ポイントを挙げた。3Pシュートは3本中3本、2Pは2本中2本と、シュート成功率は100%という安定感で得点を重ね、三河20-26横浜で2Qを迎えた。
2Q 三河 58 - 43 横浜 (三河 38 - 17 横浜)
采配ずばり。 橋本、比江島、KJこと松井の3Pシュートが炸裂
スタートは、#0橋本、#4狩俣、#5バッツ、#12西川、# 14金丸。
「アウトサイドの選手の動きが良かったので、今日は彼らを起点にやろうと決めた」という鈴木HCの采配が的中。#0橋本の3Pシュートを皮切りに、#12西川と替わった#6比江島、#14金丸に替わり登場したKJこと#16松井の、アウトサイド3選手が大爆発。HCの期待に応える。
3分、#6比江島のパスを#16松井の3Pシュートで同点に追いつくと、1分後今度は#16松井のパスを受けた#6比江島が3Pシュートを沈めて、流れを引き寄せた。その後も#0橋本が3Pシュート、フリースローを確実に決めて、一気にリードを広げる。 残り3分、#6比江島の華麗なターンから#3オルトンが豪快なダンクシュートを決めると、会場の熱気は最高潮に。
その後も#16松井は連続3Pシュート。1Qの#14金丸に続き、2Qは#16松井が4本中4本、3Pシュートを100%の確率で決めて、昨日の鬱憤を晴らす。
38得点と怒濤の攻撃を見せた三河が 58–43と横浜を一気に逆転して、前半を終える。
3Q 三河 71 - 62 横浜(三河 13 - 19 横浜)
相手の高さに苦しむタイトな展開
スタートは#3オルトン、#8村上、#12西川、#14金丸、#32桜木でスタート。
横浜のタイトなディフェンスと横浜#34マンカの高さを生かしたプレーに苦しむも、#12西川が意地のブロックショットなどで流れを引き戻す。
シュートが決まらない我慢の時間が続くが、#5バッツと#6比江島のシュートで踏みとどまり、三河 71–62 横浜の10点差で最後のQを迎える。
4Q 三河 90 - 72 横浜(三河 19 - 10 横浜)
16連勝を飾り、Bリーグ新記録を達成
スタートは、#0橋本、#3オルトン、#5バッツ、#6比江島、#16松井。
外角からの3Pシュートを警戒する横浜に対し、#6比江島からゴール下に走り込んだ#5バッツへの鋭いパスからファールを誘うなど、アウトサイドからインサイドへのパスで攻撃を展開。
#0橋本が起点となり落ち着いて攻撃を組み立てながら、相手のファウルを誘ってフリースローを確実に決める。最後は、この日5本の3Pシュートを決めてファンを会場を沸かせた#16松井が、シュートフェイントからゴール下の#5バッツに絶妙なアシスト。ベンチも立ち上がって拍手を送る。
インサイド、アウトサイドと変幻自在の攻撃で会場を沸かせた三河が、90-72で勝利。16連勝でBリーグ新記録を達成した。