【ゲームレポート】4月28日(土)富山グラウジーズ戦
2018年4月28日(土) 富山グラウジーズ VS シーホース三河 18:05~
@富山市総合体育館
富山グラウジーズ VS シーホース三河 | |||||
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チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
富山グラウジーズ | 12 | 22 | 20 | 20 | 74 |
シーホース三河 | 22 | 7 | 24 | 22 | 75 |
今季5試合目となる富山グラウジーズとの対戦は、試合終盤までもつれ込む大熱戦となった。2Qに逆転され苦しい展開となったが、ラスト3秒に桜木が逆転弾となるフリースローを沈めて、1点差で競り勝った。
「今までの経験がそのままプレーに出た。タフなシチュエーションで何をすればいいのか分かっていた」と勝負どころで貴重な仕事を果たした41歳は、ゲームハイとなる29得点、11リバウンド、7アシストをマーク。また被ファウル数でも12を記録し富山を苦しめた。
1Q 富山12–22三河
前節の勢いを持続し、敵地で好スタート
スターティング5は、#0橋本、#5バッツ、#12西川、#16松井、#32桜木。前節の琉球戦Game2と同じスターター。
ゾーンディフェンスを敷く富山に対し、三河は速い攻撃を展開。#12西川のスティールから#32桜木が先制点を決めると、#12西川が3Pシュート、#32桜木がジャンパーを沈めて抜け出す。
#11宇都、#13チャップマンを中心に攻撃を組み立てる富山につかの間逆転を許すも、残り3分に#32桜木のアシストで#5バッツがゴール下を決めて再逆転。#16松井、#12西川の3Pシュートで畳み掛けて二桁リードを奪う。
2Q 富山34–29三河(富山22–7三河)
富山の猛攻を浴び、逆転を許す
スタートは、#4狩俣、#12西川、#16松井、#32桜木、#44シムズ。
立ち上がりから富山に#13チャップマンの連続得点などで追い上げられる。三河は約4分間ノーゴールと苦しい時間が続くが、#5バッツが#11宇都のシュートをブロックするなど粘り強いディフェンスで持ちこたえる。
両チームともにスコアが動かない中、インサイドで強さを発揮した#44シムズがフリースローやリバウンドで得点し、#24加藤も果敢にアタックしてジャンパーを沈める。しかし終盤、富山に10-0のランを浴び、試合をひっくり返される。
3Q 富山54–53三河(富山20–24三河)
橋本 3本の3Pシュートで同点
スタートは#0橋本、#5バッツ、#12西川、#16松井、#32桜木。
ゾーンディフェンスを継続する富山に対し、三河は#0橋本、#16松井が3Pシュートを次々と沈めて攻略。インサイドでも#5バッツがオフェンスリバウンド、#32桜木がポストプレーで得点を重ね、激しい打ち合いとなる。
ワンポゼッション差で迎えた残り3分、#0橋本が3本目となる3Pシュートを決めて試合を振り出しに戻すと、#32桜木が1on1からの連続得点で勝ち越し。しかし富山も#11宇都の5連続得点で粘りを見せ、1点差で4Qに突入した。
4Q 富山74–75三河(富山20–22三河)
残り3秒、桜木が逆転ショット。1点差で執念の勝利!
スタートは、#4狩俣、#5バッツ、#14金丸、#16松井、#32桜木。
#11宇都の5連続得点などで富山にリードを広げられるが、三河は徹底して#32桜木にボールを集め、#5バッツのゴール下、#32桜木のコーナーミドルで加点。残り4分にはここまで無得点の#14金丸に連続3Pシュートが飛び出す。さらに#32桜木の6連続得点で追撃するも、富山も#11宇都、#13チャップマンの得点でリードを譲らない。
同点で迎えた残り15秒、#11宇都のアタックを#5バッツがブロック。しかしリバウンドを掴んだ#13チャップマンにファウルを与え、ボーナススローで74-73と再び1点リードされる。
残り3秒、#32桜木の積極的なアタックに富山もハードなディフェンス。フリースローを獲得した。富山ブースターの大ブーイングの中、ボーナススローを2本とも着実に沈めて逆転に成功する。最後まで集中した守備でこの1点を死守し、クロスゲームを制した。