【ゲームレポート】4月8日(日)千葉ジェッツ戦
2018年4月8日(日) 千葉ジェッツ VS シーホース三河 15:05~
@船橋アリーナ
千葉ジェッツ VS シーホース三河 | |||||
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チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
千葉ジェッツ | 23 | 14 | 26 | 21 | 84 |
シーホース三河 | 29 | 19 | 27 | 27 | 102 |
「リバウンドは取られる。速攻も出される。ミスをする。まさに千葉さんに良いところを全部出させてしまった(鈴木HC)」昨日のGame1。
「絶対に負けられない」という気持ちで挑んだGame2は、昨日の課題をきっちりと修正。「自分たちの勝利のパターン(比江島)」で、一度もリードを許すことなく、堅守を誇る千葉から100点ゲームで会心の勝利。天皇杯決勝、昨日と2連敗中の千葉ジェッツにリベンジを果たし、チャンピオンシップに向けて大きな自信を手にした。
1Q 千葉23–29三河
エナジー全開 金丸13得点、桜木12得点の猛攻
スターティング5は、#0橋本、#5バッツ、#6比江島、#14金丸、#32桜木。
「全員が意識を変えて試合に臨めた」と#6比江島が語った通り、全選手から気迫がみなぎっていた。
#5バッツを先発に起用し、インサイドで圧倒的な優位性を作り出すと、#32桜木を起点にしたテンポの速いパス回しから#14金丸が連続得点、#5バッツも自らのシュートリバウンド沈める。千葉のお株を奪う堅守からの速い攻撃を展開し、#14金丸が13得点、#32桜木が12得点5アシストと躍動。残り3分半には9-25と16点のリードを奪う。
千葉は#2富樫の3連続3Pシュートで立て直すも、「孤立させて、彼だけに攻めさせた。起点にさせなければチームとしてはOK(鈴木HC)」と想定内。立ち上がりから会心の試合運びを見せる。
2Q 千葉37–48三河(千葉14–19三河)
好調・松井がチームの勢いを加速
スタートは、#0橋本、#5バッツ、#12西川、#14金丸、#32桜木。
立ち上がりはスティールから千葉#27石井にワンマン速攻を許すなどミスが続き、重い展開となる。2分半、昨日から好調の#16松井がコートイン。ウォーミングアップの際に#0橋本と入念に確認していた形でミドルシュートを決めて、チームに勢いをもたらす。
両チームともに激しいディフェンスを見せてロースコアな展開が続くも、#44シムズ、#5バッツが加点。残り1分には#4狩俣のスティールから#16松井が、終了間際には#6比江島の鋭いパスから#4狩俣のコーナー3Pシュートが飛び出し、二桁リードを保った。
3Q 千葉63–75三河(千葉26–27三河)
比江島 アグレッシブなアタックで牽引
スタートは、#0橋本、#5バッツ、#6比江島、#14金丸、#32桜木。
後半は「比江島タイム」で幕を開けた。開始1分、ドリブルのスピードを一気に上げて速攻からミドルシュートを決めると、変幻自在のステップやスピンムーブでディフェンスを翻弄して計8得点をマーク。鋭いパスから#14金丸のファストブレイクを演出、#32桜木のミドルシュートもアシストし、千葉を突き放す。
ディフェンスでは前半から千葉#2富樫を徹底マークしていた#0橋本が、狙い澄ましたパスカットで速攻を阻止。逆速攻を仕掛けて#16松井がゴール下の合わせで仕留めて、反撃に転じる千葉を返り討ちにした。
4Q 千葉84–102三河(千葉21–27三河)
完璧な試合運びで、千葉に雪辱
スタートは、#0橋本、#5バッツ、#6比江島、#16松井、#44シムズ。
12点を追う千葉は#34小野、#21エドワーズなどの得点で猛追。4分には4点差まで迫られるが、ここで流れを引き戻したのがエース・比江島だった。4分半、オフェンスリバウンドを奪った#32桜木からゴール下でパスを受け、#34小野、#21エドワーズのプレッシャーを受けながらも粘って、難しい体勢でレイバックをねじ込みバスケットカウントを獲得し、勝利をたぐり寄せる。
さらにボーナススローや#5バッツのポストプレーから#0橋本が3Pシュートを射抜いて点差を広げ、リードを一度も渡すことなく、18点差をつけて快勝。苦手意識のあった千葉に対し「自分たちのバスケットをすれば勝てる(バッツ)」とチャンピオンシップに向けて自信を深める一勝となった。
#32桜木はチームハイの26得点、12アシスト5リバウンド、#5バッツは16得点17リバウンドでダブルダブルを記録。#14金丸17得点、#6比江島16得点、#16松井10得点と5人が二桁得点を上げて、今季6度目の100点ゲームを達成した。