【天皇杯レポート:準決勝】1月6日(土)川崎ブレイブサンダース戦
2018年1月6日(土) シーホース三河 VS 川崎ブレイブサンダース 18:00~
@さいたまスーパーアリーナ
シーホース三河 VS 川崎ブレイブサンダース | |||||
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チーム | 1st | 2nd | 3rd | 4th | TOTAL |
シーホース三河 | 23 | 15 | 23 | 26 | 87 |
川崎ブレイブサンダース | 13 | 8 | 22 | 25 | 68 |
Bリーグクラブから、社会人、大学生、高校生、全てのカテゴリーチームが参加する日本最大のトーナメント「第93回天皇杯」の準決勝がさいたまスーパーアリーナで開催。
2年ぶり10回目の王座を狙うシーホース三河は、準々決勝で、#14金丸の3Pシュート7本を含む25点を筆頭に96-72で新潟アルビレックスBBに快勝した。
準決勝の相手は、西地区首位を走る琉球ゴールデンキングスに61-81の大勝を収めた川崎ブレイブサンダース。レギュラーシーズンでは1勝1敗と苦しめられたが、全員バスケットで快勝し、明日のファイナルに駒を進めた。
1st 三河 23–13 川崎
オルトン、桜木がインサイドで圧倒
スターティング5は、#0橋本、#3オルトン、#6比江島、#14金丸、#32桜木。
この試合も全員が黄色のシューズを着用して結束力を高めた三河は、ディフェンス、リバウンドで高い集中力を発揮。ディフェンスから流れを掴む。
インサイドでは#3オルトンと#32桜木が、2人合わせて15得点、9リバウンドと主導権を握れば、#6比江島が華麗なステップからのレイアップシュートで魅せる。
攻守にシーホースらしさを見せつけ、三河 23–13川崎と10点リードして最初のQを終えた。
2nd 三河 38–21 川崎(三河 15–8 川崎)
粘り強いチームディフェンスで、わずか8失点に抑える
#3オルトン、#4狩俣、#5バッツ、#6比江島、#12西川でスタート。
1Qに続き、チーム全員が粘り強いディフェンスを継続。#4狩俣がタイトなマークで川崎のPGの自由を奪うと、ルーズボールに飛び込むなど気迫を前面に見せる。さらに#3オルトンと#5バッツが#22ファジーカスを封じ込め、前半わずか5得点に抑える。
タイトなディフェンスに苦しみシュートを決められない川崎に対し、三河は#16松井が得意なコーナーからミドルシュートを2本沈めるなど、リードを広げて前半を終えた。
3rd 三河 61–43 川崎(三河 23–22 川崎)
桜木のポストプレーを軸に盤石な試合運び
スタートは、#0橋本、#3オルトン、#6比江島、#14金丸、#32桜木。
#32桜木のポストプレーを軸にオフェンスを展開。ダブルチームで止めにくると見るや、パスアウトして、#14金丸、#6比江島が3Pシュートを沈める。
川崎は攻撃をスピードアップするも、三河は冷静さを保って流れを手放さない。川崎#14辻に3Pシュートを沈められれば、直ぐさま#32桜木がバスケットカウントを獲得し3点プレーで反撃。#32桜木はこのQだけで11得点を挙げる。
リードを広げても守備の集中力を失わず、リードを保ったまま最終Qを迎えた。
4th 三河 87–68 川崎(三河 26–25 川崎)
全員バスケで2年ぶりのファイナル進出!
スタートは、#4狩俣、#5バッツ、#12西川、#16松井、#32桜木。 3Q同様、#32桜木のポストプレーからオフェンスを構築。中から外にテンポ良くパスを繋ぐチームバスケットを展開し、開始1分、#32桜木からアウトサイドで#12西川、#4狩俣と繋いで3Pシュートを沈める。その1分後には、#32桜木から、#16松井を経由しコーナーから#12西川が3Pシュートを打ち抜く。 川崎は#14辻が3Pシュート4本を決めて怒濤の反撃を試みる。三河は少し流れが悪くなったところで、#0橋本を投入してゲームを落ち着かせ、川崎の攻勢をシャットアウト。全てのQで川崎を上回り快勝。ロースター全員が出場し、チーム一丸で2年ぶりのファイナル進出を掴んだ。 決勝は1/7(日)14時より同会場にて、前回大会優勝の千葉ジェッツと天皇杯をかけて対戦する。