【ゲームレポート】12月8日(金)川崎ブレイブサンダース戦
2017年12月8日(金) 川崎ブレイブサンダース VS シーホース三河 19:05~
@川崎市とどろきアリーナ
川崎ブレイブサンダース VS シーホース三河 | |||||
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チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
川崎ブレイブサンダース | 20 | 24 | 30 | 25 | 99 |
シーホース三河 | 29 | 20 | 30 | 25 | 104 |
B1リーグ第11節は、昨季チャンピオンシップ準優勝の川崎ブレイブサンダースとのアウェー戦。
昨シーズンリーグ得点王のニック・ファージカス、日本代表のPG篠山竜青、SG辻直人らリーグ有数のタレントを誇る川崎だが、昨シーズンは三河の2戦2勝と相性は良い。
強豪との対戦は、終盤までもつれこむ劇的な展開となった。
1Q 川崎 20–29 三河
先発全員が得点するハイスコアな展開
スターティング5は、#0橋本、#3オルトン、#6比江島、#14金丸、#32桜木。両チームともに前節と同じスターター。
開始15秒#0橋本が挨拶代わりの3Pシュートで口火を切ると、序盤からバランス良くオフェンスを展開。#3オルトン、#32桜木がインサイドで強さを発揮し、ポストプレーで得点を重ねると、外からも#14金丸、#6比江島、#0橋本が高確率でシュートを沈める。
残り2分には、#6比江島から絶妙なパスを受けた#3オルトンの目が覚めるようなアリウープダンクが炸裂。会場を沸かせ、リードを14点に広げた。
川崎は#22ファジーカス、#33長谷川の3Pシュートなどで反撃するが、三河は先発全員が得点を挙げ、9点をリードして1Qを終えた。
2Q 川崎 44–49 三河(川崎 24–20 三河)
桜木が存在感 前半で13得点
スタートは、#3オルトン、#4狩俣、#5バッツ、#6比江島、#12西川。
インサイドで主導権を握られた川崎は、#14辻の3Pシュートなど外からシュートで得点を重ね、2点差まで詰め寄る。
三河は苦しい時間帯にも#5バッツ、#32桜木がインサイドを攻めて、リードを保ったまま試合を進める。#8村上が難しい体勢からシュートを決めるなど計5得点を挙げ、5点リードでハーフタイムを迎えた。
3Q 川崎 69–74 三河(川崎 30–30 三河)
ファウルトラブルも、交代で入った狩俣、バッツが活躍
スタートは、#0橋本、#3オルトン、#6比江島、#14金丸、#32桜木。
開始早々、#0橋本、#3オルトンが揃ってファウルトラブルになるも、交代で入った#4狩俣と#5バッツが活躍。
#14金丸の連続ゴールで勢いをつけると、5分、5分20秒と、インサイドの#5バッツにパスを預けて、ノーマークの#4狩俣が2連続で3Pシュートを決めて、点差を二桁に広げる。川崎はたまらずタイムアウト。ベンチの#0橋本は満面の笑顔で#4狩俣を出迎えた。
一方の川崎は、#14辻が3本、#33長谷川が2本の3Pシュートを決めて、ホームの声援を背に粘りの戦いを演じる。
4Q 川崎 99–104 三河(川崎 25–25 三河)
比江島タイム 3Pシュートで劇的勝利
川崎 69–74 三河で始まった最終Qは、#0橋本、#3オルトン、#5バッツ、#6比江島、#16松井でスタート。
開始30秒、#3オルトンが個人ファウル4つでベンチに退く苦しい展開に。三河は#32桜木にボールを集めて、#32桜木や#14金丸の得点で凌ぐが、ついに残り1分30秒、川崎#00デービスのシュートで逆転を許す。
流れが川崎に傾くかと思われたが、ここからエースが魅せる。すぐさま#6比江島がコーナーからのシュートで同点に。再び川崎#00デービスに得点を許し、50秒を残して川崎99-97三河と勝ち越されるも、#6比江島がファウルで得たフリースロー2本をきっちりと決めて追いつく。
「自分が絶対勝負を決めてやるという気持ちで打った」と残り2秒に逆転の3Pシュートを沈めて、勝利を引き寄せた。
#6比江島は31分23秒の出場で23得点6アシスト、#32桜木は36分14秒のプレイタイムで23得点6リバウンド9アシストと大黒柱としての役割を果たし、今季3度目の100点ゲームで点の取り合いを制した。