【ゲームレポート】9/15(月)「ナカジツ AICHI CENTRAL CUP 2025」vs.名古屋D

ゲームレポート
「ナカジツ AICHI CENTRAL CUP 2025 DAY2」vs名古屋Dとの3位決定戦は、後半チームオフェンスからガードナーと西田(優)が連続得点を挙げて二桁リードを作る。しかし4Qに追い上げられ、ブザービーターを決められて逆転負け。2連敗で大会を終えた。
1Q 名古屋D 30–24 三河
序盤から激しい点の取り合いに
スターティング5は、#10レイマン、#13須田、#19西田(優)、#32シェーファー、#54ガードナー。
#54ガードナーを起点にオフェンスを展開。#10レイマンがオフェンスリバウンドをそのまま押し込んで先制する。名古屋Dが#43エサトン、#5マーフィーの3Pシュートで対抗すれば、#13須田がドライブで応戦と、序盤から激しい点の取り合いとなる。
#19西田(優)のプルアップ3Pシュートで前に出るが、#43エサトンのオフェンスリバウンドからバスケットカウントを奪われる。#54ガードナーと#10レイマンのアリウープで再逆転して勢いに乗りかけたところで、#32シェーファーが足を痛めてベンチに下がるアクシデントが発生する。
#54ガードナーが力強いアタックで13-13に追いつくが、名古屋D#30今村、#11ヘンリーの連続3Pシュートにリードを奪い返される。
タイムアウトで修正を図り、#30ホワイトのアタック、#10レイマンの3Pシュートで追い上げるが、名古屋Dに#11ヘンリーを中心に得点を重ねられて8点ビハインドに。
#10レイマンのボーナススローで6点差に詰め、名古屋D#2齋藤のドライブを#30ホワイトがブロックショットで封じて、2ポゼッション差で最初の10分を終えた。
2Q 名古屋D 47–45 三河 (名古屋D 17–21 三河)
西田(公)が攻守に奮闘。須田が要所で3Pシュートを決め、接戦に持ち込む
スタートは、#1ケネディ、#7長野、#10レイマン、#18角野、#30ホワイト。
名古屋Dに先制されるが、#7長野がドライブで追随。開始2分半、#54ガードナーと#16西田(公)のピック&ロールからキックアウトして#18角野、#19西田(優)と流れるようなボールムーブから#19西田(優)が3Pシュートを沈めて34-29と5点差に追い上げる。
さらに#16西田(公)は粘り強いディフェンスで名古屋D #15ウィリアムズのアンスポーツマンファウルを誘発して、フリースローを2本とも決めて、ワンポゼッション差に戻す。 開始3分、#16西田(公)の3Pシュートで34-34の同点に。再び名古屋Dに先行されるが、#13須田の3Pシュートで主導権を譲らない。
オフィシャルタイムアウト明けは、よいオフェンスを展開しながらもシュートを決めきれない重い展開が続く。
残り2分、名古屋D#11ヘンリーの3Pシュートでリードを5点に広げられるが、#7長野のボーナススローで食らいつく。#10レイマンが#11ヘンリーのアタックをブロックショットで叩き落とすと、さらに次のポゼッションでも#11ヘンリーからオフェンスファウルを誘発してディフェンスで踏みとどまる。残り1分、#13須田の3Pシュートで再び1点差に。名古屋Dにボーナススローで引き離されるが、#7長野が老獪にファウルを誘発。ボーナススローでお返しし、47-45の2点差で後半へ。
3Q 名古屋D 60–68 三河 (名古屋D 13–23 三河)
チームオフェンスからガードナーと西田(優)が連続得点、一気に二桁リードを作る
スタートは、#7長野、#10レイマン、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
最初のオフェンスで、#10レイマンが3P シュートを射抜いて逆転。すぐに#2齋藤のドライブで再逆転されるが、#54ガードナーのアタックでリードを奪い返し、序盤は一進一退のシーソーゲームとなる。
#13須田がリバウンドに飛び込むハッスルプレーでチームに火をつけると、#13須田のキックアウトから#54ガードナーの3Pシュートを沈め、さらに#54ガードナーがパワーで押し込んで連続得点をマークし4点リード。#19西田(優)のカットイン、3Pシュートの連続得点で53-60とリードを広げる。
名古屋Dはタイムアウトを取るが、速い展開から#1ケネディがミスマッチを生かして加点。#7長野の高速ドライブで加点し、残り3分半にリバウンドからファストブレイクを繰り出して#30ホワイトがダンクを叩き込み、54-66と一気に二桁リードを作る。
名古屋Dの2度目のタイムアウト後は、ボールをシェアしてよいオフェンスを展開するもシュートが決まらず苦戦する。名古屋Dの#15ウィリアムズ、#11ヘンリーの個人技で6点差に追い上げられるが、タイムアウトでラストオフェンスを確認。#16西田(公)のドライブのリバウンドを#30ホワイトが押し込んで8点リードで最終Qを迎えた。
4Q 名古屋D 84–83 三河 (名古屋D 24–15 三河)
西田(優)が攻守にエースの意地を見せるが、悔しい逆転負け
スタートは、#1ケネディ、#10レイマン、#16西田(公)、#18角野、#30ホワイト。
名古屋Dにオールコートでプレッシャーを掛けられて、ターンオーバーから#5マーフィーの3Pシュート、#34リチャードソンのバスケットカウントで68-68と追いつかれる。 開始2分、名古屋D#12中東のドライブで逆転をされるが、#18角野のドライブで70-70と譲らない。
名古屋D#43エサトンのフリースローで先行されるが、#19西田(優)のカットインですぐに追いつくと、#13須田スティールからオフェンスを展開して#13須田がカットインでフィニッシュと攻守に集中力の高いプレーを披露。名古屋D#30今村に3Pシュートを決められれば、#19西田(優)がディープ3Pシュートを決め返しと手に汗握る攻防が続く。
#10レイマンが個人ファウル4つとなるが、#13須田のスティールからファストブレイクを繰り出し、#10レイマンが豪快なダンクで嫌な雰囲気を一掃。#13須田がオフェンスファウルを誘発し、4点リードでオフィシャルタイムアウトを迎える。
互いに強度の高いディフェンスを遂行してスコアが動かない痺れる状況の中、名古屋D
#2齋藤の3Pシュートで1点差に迫られる。
残り2分、#2齋藤と#43エサトンの2メンゲームからフリースローを与えて逆転を許すも、#19西田(優)がピック&ロールから自らシュートをねじ込み、守っては#11ヘンリーからオフェンスファウルを誘発。エースとしてチームを引っ張る。
残り43秒、名古屋D#11ヘンリーのアタックで1点差に詰め寄られ、さらに#11ヘンリーにブザービーターを決められ、84-83で惜敗した。
試合後コメント
ライアン・リッチマン ヘッドコーチ

素晴らしいゲームだったと感じています。負けてはしまいましたが、昨日のゲームから比べると、良くなった部分はたくさんありました。
これからシーズンを通して戦っていくなかで、勝ったり負けたりすることはありますが、その負けた部分からも学んでいけるようにしたいと考えています。
#19 西田優大

昨日の試合とは違って、今日はよくファイトできたかなと思っています。
1Qの出だしこそ少し良くなかったかもしれませんが、それ以外のところは僕たちらしくファイトできたと思いますし、後半は非常にディフェンスのインテンシティも上がっていたので、これからまたさらに積み上げるだけかなと思っています。
競ったゲームのなかで、オフェンス面で開幕に向けて高めていきたいところはどんな部分ですか?
競った場面や、最後のワンプレーだけで試合が決まったわけではないと考えています。 それまでのリバウンドやターンオーバーであったり、4Q出だしのターンオーバーなど特に8-0のランは痛かったなと僕も見てて思ったので、チームとして反省し、チームを底上げしていかなければいけないと思うので、ひとつひとつのディテールにこだわってもっとやっていきたいと思います。
#16 西田公陽

昨日の負けから学んだことをしっかりと活かそうということで、最初からアグレッシブに入れたと思います。昨日よりタフにディフェンスもリバウンドも戦えたかなというなかで、最後の相手のタフショットだけで負けたわけではないです。それまでの積み重ねで最後にやられてしまったということで、その過程をしっかりと見直さなければいけないと思います。
今日の自身のプレーはどうでしたか?
昨日はあまりプレータイムがなく少し気持ちも落ちていた部分もありましたが、自分の良さってなんだろうと考えたときにやはりディフェンスだなと思いました。今日は#11 久保田義章選手が出場できないなかで、必ず自分の時間が来ると思っていました。アップからしっかりと準備ができて、それが3ポイントだったりアシストにつながったのかなと思います。
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