【ゲームレポート】9/14(日)「ナカジツ AICHI CENTRAL CUP 2025」vs.FE名古屋

ゲームレポート
2025-26シーズン初の公式戦。愛知のNO.1を決める「ナカジツ AICHI CENTRAL CUP 2025 DAY1」vsFE名古屋は、前半からFE名古屋に主導権を握られ、16点差で折り返す。3Qに西田(優)、レイマンを中心に猛追するも、最後までFE名古屋の3Pシュート攻勢を止められず、24点差で完敗した。
1Q 三河 18–23 FE名古屋
FE名古屋に高確率に3Pシュートを決められ、先行される
スターティング5は、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
FE名古屋#21笹山のフローター、#54オマラのオフェンスリバウンドで4-0と先行される。#10レイマンがダイナミックなドライブで会場をどよめかせるが、FE名古屋#22ジョーンズの3Pシュートで突き放される。
#11久保田と#54ガードナーの2メンゲームで加点、#19西田(優)が#54ガードナーをスクリーンに使いながらインサイドへ切り込んでバスケットカウントをもぎ取り、7-7と試合を振り出しに。開始4分、#54ガードナーの3Pシュートで前に出るも、FE名古屋#3並里のドライブで逆転を許す。
シュートの確率が上がらない中、新加入の#1ケネディがオフェンスリバウンドで三河での初得点をマーク。同じく新加入の#30ホワイトもゴール下の合わせでフリースローを得て初得点を挙げる。
FE名古屋#10杉本に3Pシュートを決められるが、すぐに#18角野が3Pシュートで返上してワンポゼッション差で追随。終了間際にもFE名古屋に3Pシュートを決められて18-23と5点ビハインドで1Qを終える。
2Q 三河 30–46 FE名古屋 (三河 12–23 FE名古屋)
約5分間オフェンスが沈黙。16点差で後半へ
スタートは、#7長野、#18角野、#27石井、#30ホワイト、#54ガードナー。
序盤は守り合いの展開となり、約2分間、両チームともにスコアが動かない。FE名古屋#6須藤のファストブレイクで先制されるが、すぐに#7長野がドライブでやり返す。
しかしそこから約5分間、FE名古屋のフィジカルなディフェンスに苦しんでオフェンスが沈黙。開始4分にFE名古屋#3並里のミドルシュートで20-30とリードを二桁に広げられると、その後も高確率に3Pシュートを決められ、リバウンドでもFE名古屋に上回られて、残り4分半に#10杉本のオフェンスリバウンドで20-36と16点のビハインドを背負う。
オフィシャルタイムアウト明けも、FE名古屋にプレッシャーをかけられてミスから立て続けに失点、悪い流れを変えることができない。
19点を追う苦しい展開の中、ようやく残り2分半に#10レイマンのパスに合わせて#32シェーファーがゴール下に飛び込み、バスケットカウントを獲得。さらに#10レイマンと#32シェーファーのコンビプレーで加点し、徐々にオフェンスにリズムが生まれはじめる。
残り1分、#10レイマンの3Pシュートで15点差に追い上げるも、FE名古屋も3Pシュートで対抗して簡単には流れを渡さない。#13須田のボーナススローで加点し、16点差でハーフタイムを迎えた。
3Q 三河 53–59 FE名古屋 (三河 23–13 FE名古屋)
西田(優)、レイマンを中心に猛追、2点差に追い上げる
スタートは、#10レイマン、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。
立ち上がり、#19西田(優)が#54ガードナーのコンビプレーで6点を稼ぎ、36-46と猛追。3Pシュートに当たりが来ない中、全員でリバウンドやルーズボールに飛び込む粘りを見せる。
#10レイマンがリバウンドを叩き込んでチームの士気を高めると、開始5分、#19西田(優)の3Pシュートを射抜いて8点差に追い上げる。FE名古屋も3Pシュートで対抗して二桁点差に押し返されるが、#11久保田がインサイドに切り込んでフリースローを獲得する。2本目のフリースローは外れるがリバウンドを#10レイマンが回収。それを#11久保田が3Pシュートで仕留めて7点差に。さらに相手のスローインを#10レイマンが奪い、フリースローを決めて6点差に迫る。
ターンオーバーが出るも、新たにキャプテンになった#19西田(優)が手を叩いてチームを鼓舞。すると#1ケネディがミスマッチを活かしてポストアップで加点。#7長野がスティールから#10レイマンが豪快なダンクを叩き込んで2点差に肉薄する。
ファン・ブースターも大”青援”で背中を押すが、エンドスローからFE名古屋#23保岡に決められて逆転には至らない。さらに終了間際にも#23保岡にコーナー3Pシュートを決められて、53-59の6点差で最終Qへ入った。
4Q 三河 67–91 FE名古屋 (三河 14–32 FE名古屋)
最後までFE名古屋の3Pシュートを止められず、24点差で大敗
スタートは、#1ケネディ、#7長野、#18角野、#30ホワイト、#32シェーファー。
#32シェーファーが幸先よくオフェンスリバウンドをねじ込んで先制点を挙げるが、FE名古屋#0ピケット、#23保岡に連続で3Pシュートを決められて流れを渡してしまう。
FE名古屋に速い展開に持ち込まれ、フリースローやリバウンドで失点。タイムアウトで悪い流れを切るも、FE名古屋#6 須藤に3Pシュートを射抜かれて、19点のビハインドを背負う。
それでも#10レイマンのダンク、#27石井のドライブで食らいつき、#54ガードナーの3Pシュートで62-74の12点差に追い上げてオフィシャルタイムアウトを迎える。
しかしFE名古屋#23保岡の“4点プレー”に決められるなど勢いを止めることができず、残り2分半に#22ジョーンズのディープ3Pシュートで65-86と点差を20点台に乗せられてしまう。その後も、FE名古屋に3Pシュート、フリースローで得点を重ねられ、24点差で完敗した。
試合後コメント
ライアン・リッチマン ヘッドコーチ

今日はFE名古屋さんのプレーが素晴らしかったと思っています。常にハードでディフェンスもオフェンスもアグレッシブにしかけて来ていました。
我々としては今日の負けを受け止めて自分たちがやるべきことを引き続き続けていくことが大事だと思っています。
まだシーズンが始まったばかりのプレシーズンのゲームですし、引き続き我々がしっかりと成長していけるようにやるべきことをやっていければと考えています。
#13 須田侑太郎

完敗でした。前半、主にリバウンドのところで相手にイニシアチブを取られてしまいましたのでそこを修正しようということでハーフタイムで話し合って、後半に入って良い場面もありましたが結局取り切れなかった部分もありましたし、ディフェンスでも後手に回ることが多くて、なかなか自分たちのペースを作り出せませんでした。
オフェンスというよりディフェンスから流れを作っていくというチームにも関わらず、ディフェンスのインテンシティを40分間保てなかったです。準備期間のなさやコンディションの部分もあるかもしれませんが言い訳はできないです。技術面というよりも試合感であったりとか、すぐに意識で改善できるところが多くあるのでまた明日試合があるので、もう一度自分たちのスタンダードというものを取り戻してこの愛知カップを終えられるようにチーム一丸となってやっていきたいと思います。
-3Qの良い流れを4Qで継続できなかった原因はなんでしょうか?
良い流れで3Qは試合を進めてたんですが、最後の保岡龍斗選手の左のコーナー3ポイントが個人的には大きかったと思っています。あのシュートを決められて流れを戻されてしまったなと思っています。あれは自分たちのコミュニケーションミスで起きてしまった部分です。先ほど申し上げた試合感みたいな部分で発生したものなのであれが入る入らないは一つ大きい流れが変わるポイントだったと思っています。
その後かその前もベースラインからイージーバスケットをやられてしまってその5点がFE名古屋さんに流れを戻されてしまったと思っています。そういう試合感というか詰めの甘い部分が多く見られたので、こういうことが起きて自分たちが傷を負いながら修正していく部分ですし、自分たちのスタンダードが何なのかということを思い出さないといけないという風に思いました。
#19 西田優大

やりたいようにやらせてしまった感もあります。自分たちがトーンセットできなかったというのもありますし、負けるべくして負けた感じがしています。
-明日の試合に向けての意気込みをお願いします
今日かなりリバウンドをとられてしまいましたが、名古屋Dさんもかなりリバウンドが強い印象なのでそこは本当に負けずに自分たちからしっかり当たりにいってファイトに勝ちたいと思います。
プレシーズンの愛知カップからたくさんのブースターの方々に駆けつけていただいてホームのようなコートでプレーすることができて、やっとシーズンが始まったというか、帰ってこれたなという感じがするので皆さんの青援に応えられるようにまたしっかり40分間戦いたいと思います。
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