選手引退のご報告(柏木真介)

いつもシーホース三河にご青援ありがとうございます。
この度、当クラブに所属し、2024-25シーズンは期限付移籍により三遠ネオフェニックスでプレーする柏木真介選手が2024-25シーズンをもって現役を引退することとなりましたのでご報告いたします。
柏木選手は、当クラブの前身であるアイシンシーホースおよびアイシンシーホース三河時代に5度の天皇杯優勝とリーグ優勝、またBリーグ2016-17シーズンでは地区優勝に貢献。司令塔としてチームを牽引し、日本代表としても活躍されました。長きにわたり、当クラブを支えていただきありがとうございました。
なお、引退におけるセレモニーの開催につきましては改めて皆さまにお知らせさせていただきます。
柏木真介

柏木真介選手からのメッセージ
このたび、2024-25シーズンをもってプロバスケットボール選手としてのキャリアを終える決断をいたしました。
これまでどんな時も温かく応援してくださり、支えてくださったファンの皆さま。スポンサーの皆さま。地域の皆さま。そして、私に関わってくださったすべての方々に心から感謝申し上げます。
また、どんな時も変わらず応援し、支えてくれた両親、家族には言葉では言い表せないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。
思えば、9歳でバスケットボールを始めたあの日から、こんな未来が待っているなんて誰が想像できたでしょうか。
プロの舞台に立ち、日本代表の一員としてプレーさせていただき、多くのタイトルを手にすることができ、たくさんの歓喜を味わうことができた日々は子どもの頃の私にとって、夢のまた夢でした。
そして、気づけば21年間という長い時間、私はプロバスケットボール選手として大好きなバスケットボールとともに過ごさせていただくことができました。
今、胸の中にあるのは「これ以上ない幸せなバスケ人生だった」という、ただ一つの想いです。
嬉しいことばかりじゃなかったです。むしろ、悔しさや苦しさのほうが多かったかもしれません。
それでも、多くの素晴らしい仲間たち、スタッフ、そして皆さまとの出会いがあったからこそ、私は前を向いて走り続けることができました。
そんなキャリアを振り返る中で、私にとって大きな影響を与えてくれたのがシーホース三河(旧アイシン)です。
長年にわたりプレーさせていただいたこのチームでの経験が、私という人間を、選手を、そして心を育ててくれました。
このチームがあったからこそ、今の私があります。ここで出会ったすべての方に。心から、ありがとう。
そしてもう一つ。キャリア終盤、43歳という年齢にもかかわらず、迎え入れてくださった三遠ネオフェニックスの皆さま。大野ヘッドコーチ、スタッフ、チームメイト、ファン・ブースターの皆さま。
ほんの1シーズンでしたが、心に刻まれるほど濃密な時間を一緒に過ごさせていただきました。
新たな挑戦の場を与えてくださったこと、心から感謝しています。
最後に。
私は、悔いのない選手人生を歩むことができました。どんな時もバスケットに対して嘘をつかず、妥協せず、最後の最後まで、真正面から向き合ってこれたことを誇りに思います。
こんなにも長く“バスケットボール”という愛すべき存在と共にいられたこと。
それは私の人生そのものであり、かけがえのない宝物です。
バスケットボールが私を育ててくれました。支えてくれました。そして、成長させてくれました。
そんなバスケットボールに出会えたことに感謝します。
そして、このすべての時間を支えてくださったすべての皆さまへ。
本当に、ありがとうございました。
柏木真介
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【試合情報】5/3(土),4(日)名古屋D戦
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