スターティング5は、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

#54ガードナーがポストアップからのフェイダウェイで先制。#19西田(優)と#54ガードナーの2メンゲームで加点すると、#19西田(優)のキックアウトから#11久保田が3Pシュートを射抜いて7-0と好スタートを切る。

さらに#11久保田が2本目の3Pシュートを沈めて10-0に。FE名古屋#54オマラにダンクを決められるが、#54ガードナー、#10レイマンが立て続けに3Pシュートを決めて流れを渡さない。

しかしその後は得点が止まり、FE名古屋#21笹山、#32ハーパーの連続3Pシュートで追い上げられる。#54ガードナーの3Pシュートで対抗するが、FE名古屋#5バッツにリバウンドを押し込まれ、7点リードで最初の10分を終える。

スタートは、#7長野、#10レイマン、#18角野、#27石井、#54ガードナー。

#54ガードナーが#5バッツとの1on1を制して先手を取る。開始1分半に#10レイマンがタッチよく3Pシュートを決めて、26-14と再びリードを二桁に広げる。ターンオーバーからFE名古屋に走られるが、素早く戻ってボールを奪い返し、ファストブレイクに転じて#27石井の3Pシュートを突き刺す。

FE名古屋#21笹山の3Pシュートを皮切りに、#23保岡の連続3Pシュートなど11-0のランを浴びて、開始5分に29-29の同点に追いつかれる。

タイムアウトで立て直し、#16西田(公)が力強いドライブでこじ開けて前に出るが、FE名古屋は#3並里の連続得点で対抗。シーソーゲームに突入し、#0オーガストが3Pシュートなどで計7得点を挙げれば、FE名古屋は#13中村の“４点プレー”やカットインで取り返しと両者譲らず。三河の1点リードで試合を折り返す。

スタートは、#0オーガスト、#11久保田、#13須田、#19西田(優)、#54ガードナー。

#54ガードナーがドライブで先行する。FE名古屋#8佐土原の3Pシュートで同点とされるが、すぐに#13須田が3Pシュートを決め返す。

その後はFE名古屋の寄せの速いディフェンスに苦しんで得点を伸ばせず、残り3分半にFE名古屋#8佐土原の3Pシュートでリードを8点に広げられる。

タイムアウトで修正を図り、#7長野の3Pシュートで流れを手繰り寄せると、#54ガードナーがバックダウンでボーナススローを獲得。残り19秒に#18角野の3Pシュートを決めて、4点ビハインドで最終Qへ。

スタートは、#0オーガスト、#7長野、#10レイマン、#18角野、#32シェーファー。

#7長野がフローターで加点、さらに鋭いリングアタックからフリースローを獲得して63-63の同点に追いつく。オールコートで激しくプレッシャーをかけてFE名古屋の得点を止めると、開始2分に#18角野のドライブで逆転する。

FE名古屋#8佐土原の3Pシュートで再逆転されるが、すぐに#19西田(優)が3Pシュートで返上。FE名古屋#54オマラにダンクを決められれば、#10レイマンがバスケットカウントで渡り合い、終盤までリードチェンジを繰り返す展開が続く。

残りに2分にFE名古屋#54オマラの連続得点で75-80と2ポゼッション差をつけられるが、#0オーガストのバスケットカウント、#19西田(優)のフリースローで追随。青援クラップの後押しを受け、残り1分に#13須田のドライブに#0オーガストがダンクで合わせて81-80と逆転に成功する。

残り7秒にFE名古屋#3並里の3Pシュートで同点とされるが、残り3秒、#19西田(優)がドライブで仕掛けてファウルを誘い、フリースローを2本とも決めて再度リードを奪う。しかし終了のブザーと同時にFE名古屋#3並里がセンターライン手前から放ったロングシュートがリングに吸い込まれる。88-89で逆転負けを喫し、3次ラウンド進出はならなかった。

良いスタートを切りましたが、そのあとに難しい部分というものが出てきてしまって、相手にリードを奪われてしましました。

しっかりゲームを戻して、終盤も良く盛り返したと思うんですけど、最後勝ちに繋げられなかったところは、自分たちが向上しなければいけないと思います。

-最後のシーンについて
自分も、チームとしても、向上しなければいけないと思っています。残り時間と点数差を考えた時に、ゲームは常にブザーが鳴るまで終わらないということを、もちろん分かってはいるんですが、教訓として教えられるような試合になってしまいました。

ハーフコートシュートを打たれて、決められてしまったところを、まずどうやって打たせないようにするのかを含めて、あそこを決められてしまう状況を作ってしまったということが、自分たちが勝ちに値するゲームができなかったということだと思います。

結果的に非常に悔しい敗戦になってしまいました。

出だしが非常に良くて、リズム良くバスケができたんですけど、なかなか我慢の時間が続く中で、やっぱりひとつのリバウンドだったり、ハッスルする部分で相手に上回られたというのが、悪い意味で印象に残ってます。

最後の数ポゼッションも、3ポイントをやられちゃダメな場面でやられてしまったりとか、自分たちがミスをして起こしてしまっているものもあります。

そういうミスをしてしまうと、こういう試合を勝ち切ることは難しいってことを今日学んだので、もう一度しっかりと自分たちがやるべきことを遂行するレベルを上げて、こういう難しい試合も、最後の最後しっかり勝ち切る力をこれからどんどんつけていければと思います。

-4Q、何度もカムバックした場面について
上手くいかない時でもなるべく崩れないように、しっかりと我慢していれば自分たちの時間帯が来て、そこで良さを出せるっていうのはチームで話し合っているので、そういうところが少しずつ形になっているのかなとは思います。

ただ、難しい時間帯で自分たちのミスというか、なかなか上手くいかない部分で相手に流れを渡してしまっている場面がいくつかあるので、そういうところをひとつひとつ潰して、40分間の中でより多く自分たちの時間帯を作れるように、また相手に流れを渡さないような試合運びのコントロールというのを、チーム全体としてもっともっと学ぶべきだなと思います。