【書き起こし】2024-25シーズン 新チーム体制発表およびアリーナ情報に関する記者会見
いつもシーホース三河にご青援ありがとうございます。
本日、安城市で「2024-25シーズン 新チーム体制発表およびアリーナ情報に関する記者会見」を実施しました。
約1ヶ月後に迫ったシーズン開幕にあたり、抽選で選ばれたブースタークラブ会員さま20名に加えて、多くの報道陣、関係者の皆さまにお越しいただき誠にありがとうございました。
会見内容を下記の通りお知らせします。
第一部 新チーム体制発表会
主催者代表挨拶
取締役社長・寺部康弘
皆さんこんにちは。シーホース三河の寺部です。
この度はお忙しい中、シーホース三河2024-25シーズン新チーム体制発表、並びにアリーナ情報に関する記者会見にお越しいただき誠にありがとうございます。本日はライブ配信を行っており、YouTubeでご覧いただいている皆さまにおかれましても、ご視聴いただきありがとうございます。
日頃から皆さまには多くのご支援ご青援を賜りこの場をお借りして改めて感謝を申し上げます。
昨年6月にシーホース三河 取締役社長に就任し、クラブとして取り組むべき2つの重点方針を掲げました。
その1つが常に優勝を狙えるチーム体制への変革。もう1つがBプレミア参入に向けた審査基準の達成です。この2つにつきまして、クラブの総力を結集して取り組んでまいりました。本日もこの2点について、お話をさせていただきたいと思います。
まず、常に優勝であるチーム体制の変革として、昨年はライアン・リッチマンさんをヘッドコーチに迎え、さらにウィークポイント、ウィークポジションを中心に大型補強を図るなど、新たなチーム体制でシーズンに臨みました。
結果的には3シーズンぶりにチャンピオンシップに出場することができましたが、目標としていた優勝には到達することができませんでした。
今年こそ念願の優勝をつかみ取るべく、リッチマンHCの下、優勝を狙えるチーム体制を整えました。こちらにつきましては、この後佐古チームディレクターから説明をさせていただきます。
次にBプレミア参入に向けた審査基準の達成についてですが、1つ目の基準である売上高については、すでに当クラブは基準の12億円をクリアしています。また2つ目の入場者数基準についても昨年から社内プロジェクトを立ち上げて地域やブースターの皆さまのご協力のもと来場促進を行ってきた結果、3次審査基準である平均3,000名を達成することができました。
そして、3つ目のアリーナにつきましては、現在Bリーグの新設基準を充足するアリーナの建設に向けて鋭意取り組んでおり、その進捗状況について本日皆さまに発表できる運びとなりましたので、第二部でご報告させていただきたいと思います。
それでは本日少し長丁場になりますが、よろしくお願いいたします。
シーズンテーマ・新チーム紹介
チームディレクター・佐古賢一
本日はお集まりいただきありがとうございます。
今シーズンからシーホース三河チームディレクターに就任した佐古です。
今シーズン我々のシーズンテーマは「超えていけ。」です。「超えていけ。」の中身は皆さんがいろいろ想像するいろいろなバリエーションがあると思います。まずチームにとっての「超えていけ。」は昨シーズンのCSクォーターファイナルをまず超えること。こういうことを積み重ねていくという意味で、現場の人間たちは納得できている言葉だと思います。
昨シーズンは「ガチ。」というシーズンテーマで、昨シーズンは「COUNT 90,000 PROJECT」などがありましたが、今シーズンは我々がライアン体制2年目ということで、1つステップアップできるように「超えていけ。」こういうイメージでございます。
新体制に対して、ここから少し私の方から説明していきたいと思います。昨シーズンからチームスタッフはほぼ変わっておりません。
通訳の部分が少し変更になりましたが、今シーズンは新しく水野宏太というアシスタントコーチ兼通訳という、そういう意味では、より一層コーチ陣が厚みを増して、新体制、我々がチャレンジしていくものに対して、万全な体制になったんじゃないかと思います。水野宏太アシスタントコーチはヘッドコーチの経験も豊富にあり、我々にとって頼もしい存在になると思います。
もうひとりはアシスタントトレーナー。Bプレミアに向けてですね、チームの方もスタッフ、そういう部分というのは手厚く補強していかなくてはいけない。まず第一弾として、アシスタントトレーナー。アメリカの大学院を経験して、今シーズン日本に帰ってきて小川真琴さんが加わりました。
ここからは選手の紹介になります。
まず名古屋ダイヤモンドドルフィンズから#13 須田侑太郎選手。皆さんもご存知だと思いますが、彼に今シーズン期待しているところというのは、3ポイントのアテンプト数を増やすことです。我々がクォーターファイナルの壁を越えていくためにはやっぱり3ポイント。ここの決定率と試投数、それをトップレベルでこなしていかなくちゃいけないというところで、今シーズン一番の補強として、入っていただきました。
次が#15 モッチラミン選手。#15 モッチラミン選手はアジア・帰化枠、この帰化枠に該当します。彼を補強のひとりとして考えた部分というのは、チームのビッグマンとしての厚み、やっぱりここでした。
長丁場のシーズン、1番チームが崩れやすくなる部分っていうのは、やっぱビッグマンが怪我をしたタイミング。これを安定させていくために、サイズを大きくするのは重要な部分だと思って補強してきました。
あともう1つ、我々が補強しなくてはいけないポイントガード。ここですね。昨シーズンは2人のポイントガードがフル稼働しながらシーズンを戦いましたが、長いシーズンの中、怪我人でチームの順位を落とす、調子を落とす場面がありましたので、今シーズンは地元の選手でもあります、ユースからの昇格になった#9 平寿哉選手。彼をポイントガードの部分で、ここは育成枠としてではなく、一選手として期待をしながらの補強になります。
もうひとり、#5 元澤誠選手。彼はB3・立川ダイスというチーム1シーズンプレーをしましたが、その前は東海大学で#19 西田優大選手、#16 西田公陽選手と一緒にプレーしています。若い選手なので、どれだけの伸びしろがあり、今シーズン伸びてくれるか、彼には期待しています。
チームの体制として補強した部分というのは、こういうところです。我々がチームとして、まず日本人のエースとして#19 西田優大選手。ここを中心として、また外国籍選手とのバランスを考えて、今シーズンのシーズンテーマである「超えていけ。」にもしっかりチャレンジして、シーズン開幕から戦っていきたいと思っております。
皆さん、今後ともいろいろご指導ご鞭撻、サポートをよろしくお願いします。ありがとうございました。
2024-25シーズンの意気込み
ライアン・リッチマンHC
皆さんにまたお会いできて非常に嬉しいです。そして、めちゃくちゃワクワクしています。
このチームと一緒に新しいシーズンを一緒に成長していきたいと思っています。
昨シーズンで培ってきた土台の通り、今シーズンもさらに成長していきたいと思っています。我々のチームは素晴らしいリーダーシップもありますし、チームは素晴らしいものがあります。
#19 西田優大選手、#13 須田侑太郎選手も非常に優秀な素晴らしい選手ということで、非常にやる気に満ちています。
その他、優秀な選手たちが頑張って、今も練習続けておりますし、カイゼンというのを非常に重要に考えております。1日1日少しずつでもカイゼンしてより良い結果を出せるように一丸となって頑張っていこうと思ってます。ありがとうございます。
#13 須田侑太郎選手
改めまして、今シーズンよりシーホース三河でプレーさせていただきます須田侑太郎です。よろしくお願いします。
本当に歴史のあるシーホース三河という組織に加入できて、すごく僕自身もうれしいですし、ワクワクした気持ちで練習を頑張っています。
シーホース三河としては、昨シーズン非常に悔しい結果となってしまいましたし、僕自身も個人としてもチャンピオンに手が届かなかった悔しい結果を受けて、すごくモチベーションが高いので、昨シーズンの土台がある上に自分自身のそういったモチベーションだったりとか、私も今年11年目のプロ選手としてなりますが、そういう経験っていうものをしっかりとチームに伝えて還元して、よりシーホース三河の組織が素晴らしい組織になるように。そして日本のBリーグのトップチームの仲間入りできるように自身の力を最大限発揮していきたいなと思っています。
隣にいる西田選手とともにチーム全員を巻き込んで三河地方を代表して、Bリーグで熱く戦っていきたいと思いますので、ぜひ応援のほどよろしくお願いします。
#19 西田優大選手
皆さん、こんにちは。
僕はシーホース三河4年目になるんですが、またこうして皆さんと共に戦えることがすごく嬉しく思ってます。昨シーズンは新体制になった中で、本当にどうなるんだろうっという気持ちの中で戦っていたシーズンでもありました。今日午前中にチームでミーティングもしたんですけど、今シーズンは僕たちの強さであったりやってきたことを証明するシーズンだという話がリッチマンHCからもありました。この夏、僕たちが去年やってきたことに肉付けしてる状態なので、強さっていうのをしっかり証明できればと思うので、須田さんであったり、新加入してきた選手とともに証明できたらなと思います。
僕自身、パリオリンピックには行けなかったんですが日本代表合宿には参加して、その時に元NBAプレーヤーであるレイ・アレンさんが練習の見学に来てくれまして、そこで1%の努力と1%の成長という話をしていて、「ああ、これライアンヘッドコーチと同じこと言ってるじゃん」と思いました。トップレベルの選手になるとそういうことを大事にしてるし、リッチマンHCが言っていることは間違いじゃないんだと感じて、ますますリッチマンHCについていきたくなったという代表合宿でした。
ヘッドコーチを信じて、仲間を信じて、そして、皆さんを信じて、今シーズンは去年獲れなかった6勝というものをしっかり獲りにいきたいなと思いますので、ぜひ今シーズンもよろしくお願いします。
第二部 新アリーナ情報についてのご報告
- シーホース三河が中心となり設立した「三河安城交流拠点建設募金団体」の詳細と併せてご報告させていただきました。
建設募金団体・新アリーナ概要
三河安城交流拠点建設募金団体 代表理事・白井博
改めまして、白井と申します。どうぞよろしくお願いします。
本日は私から新アリーナに関するご報告をさせていただきます。
昨年8月にシーホース三河は新アリーナプロジェクトの始動について発表させていただきました。そこからちょうど1年が経ち、このプロジェクトについて、様々な取り組みが進むとともに大きな変更がありました。
シーホース三河としてのBプレミアライセンス審査が始まるこのタイミングに合わせて、皆さまに現状と今後の流れを説明できるように準備してまいりましたので、どうぞよろしくお願いいたします。
まず、私が代表理事に就任しました建設募金団体についてですが、正式名称は三河安城交流拠点建設募金団体です。
2024年1月に設立された任意団体にて私が代表理事を務め、理事には本日登壇しているシーホース三河代表取締役社長の寺部。シーホース三河チームディレクターの佐古。そしてシーホース三河の前社長の鈴木が就任しています。
私も2024年5月に新アリーナプロジェクトを担当する立場として、シーホース三河のシニアエグゼクティブアドバイザーに就任しました。したがって、本団体はシーホース三河のメンバーが中心となって設立しています。
本団体の役割は大きく3点あります。
一つ目はアリーナを建設すること。
二つ目はアリーナを建設するための募金を集めること。
三つ目がアリーナを安城市に寄贈することです。
以降は新アリーナの建設手法について説明をさせていただきます。
新アリーナは地方自治法第96条第1項第9号に基づく、「負担付き寄附」の手法を活用し建設・整備を進めます。
この手法は民間企業と自治体が連携して推進する事業として、スポーツ施設においても既にいくつか同様の事例があり、サッカースタジアムでは大阪のパナソニックスタジアム吹田、ヨドコウ桜スタジアムが、「負担付き寄附」を活用して整備されています。
アリーナでも、昨年11月に仙台のゼビオアリーナ仙台にて、施設所有者であるゼビオホールディングスと仙台市との間で、「負担付き寄附」の実施向けた基本協定が締結されています。新アリーナの建設から運営までの流れについて、スライドで説明いたします。
まず、本団体にて募金等による建設資金の調達を行なうとともに、アリーナの事業主として施工会社等への発注業務を行ない、アリーナ建設を進めます。次に、アリーナ施設が竣工したタイミングにて、本団体から安城市に対し施設の寄贈を行ないます。以降、新アリーナは安城市の所有となり、寄贈後に本団体は解散となります。
なお、アリーナの維持管理・運営については、シーホース三河の下で今後設立される「アリーナ運営会社」が安城市から指定を受け行う予定です。
アリーナの建設、安城市への寄贈および維持管理・運営までの一連の取り組みにつきまして、令和6年第一回安城市議会定例会での第40号議案として提出・審議いただき、賛成多数により可決いただきました。安城市さまとは、今後も施設建設および完成後の運営において綿密な連携を図りながら、「みんなのアリーナ」としてより多くの人々が利用し、楽しめる場所としての整備を進めるとともに、三河安城周辺の賑わいを創出する取組を進めてまいります。
アリーナの施工はスタジアム・アリーナの施工実績を数多く有する、竹中工務店さまにご担当いただくことになりました。所在地は昨年からお伝えしております通り、株式会社アイシン安城工場が現在あります、安城市三河安城町1-11-2です。新幹線三河安城駅・JR三河安城駅から徒歩3分と鉄道でのアクセスは県内随一の場所です。メインアリーナにおける席数はBリーグプレミア基準を満たす約5,000席、地上4階建て、延床面積は約15,000㎡です。
次に、施設全体・内部に関し、大きく5つの施設の特徴に沿って説明いたします。
まずはメインアリーナですが、土間コンクリート床を採用し、シーホース三河でのバスケットボールの試合はもちろん、バレーボールやハンドボールといった屋内球技、格闘技や相撲等、幅広いスポーツにて利用できます。スポーツ興行のみならず、アマチュア・学生スポーツの会場としても利用いただくことを想定しています。観戦価値を最大化することを意識し、大型のセンタービジョン、アリーナを一周するリボンビジョンの他、最新鋭の音響・照明設備の導入を予定しています。これらは、スポーツ利用のみならず、コンサート等の音楽利用、式典や展示会、物販イベントにおいても利用され、全天候型の施設として、興行主に支持される施設となることを目指しています。
次に2番目はこの施設における特徴的な空間である「マルチコンコース」です。アリーナ1階部分南側の外構と接続する約700㎡のスペースであり、メインアリーナとともに天候の影響を受けない多目的空間として、様々なイベントでの利活用を期待しています。
続きまして、3番はアリーナの2階・3階部分のコンコースです。東西は屋内にて約6mの幅があり、仕切りができる交流スペースやマルチユニットと呼ばれる、箱型の店舗が設置されます。なお、マルチユニットはその時々の施設の使い方に応じて、増築、入れ替えが可能です。
4番目の諸室について、本施設には大小合わせて27の部屋があり、1階部分は貸会議室や子ども向けのスペースとして利用することは可能です。2階には13室のVIPルームがあり、試合・興行時のみならず、日常においても様々な用途で活用されることを期待しています。
最後に外構でございます。約6,000㎡の広場としてイベントや市民が日常的に過ごす場所として利用できます。興行時にはキッチンカーが配置されますが、興行が無い日でも利用可能な店舗なども外構に設置される予定です。
ここまで施設の概要について説明いたしましたが、「みんなのアリーナ」であるこの施設は、「地域とともに誰もが楽しめる。誰もがつながる」を実現すべく、3つのコンセプトを掲げています。
1つ目は、地域密着・地域貢献です。三河安城駅周辺のまちづくりの中心として、安城市のみならず、西三河地区の核となる存在を目指します。また、本施設は鉄筋コンクリート造を基本とし、耐震グレード、上級の施設であり、災害時における一時避難場所や救援活動・物資集配場所として利用可能です。メインアリーナのみならず、マルチコンコース・コンコースも活用でき、地域の安心・安全に貢献します。
2つ目は誰もが楽しめる夢のスポーツ拠点です。様々な既存施設を研究し、「観るスポーツ」の拠点として、観客の満足度、カスタマーエクスペリエンスを追求した仕様・設備・サービスの提供を行います。
3つ目として、DXによる利便性の向上を目指します。テクノロジーの導入により、地域の課題を解決し、アリーナが人と地域を“つなげる”拠点としての役割を果たします。
アリーナが「みんなのアリーナ」として愛される施設となるべく、3つのアクションを行ないます。
1つ目はすでに昨年から実施しております、アリーナの使い方やあり方をみんなで考えるという点です。安城市の皆さまと共に、ワークショップを開催し、アリーナを自分ごととして、実現したいことや夢を考えていただきました。このような場は今後も継続的に設けさせていただきます。
次に、みんなでつくるという点。こちらは冒頭お話しした本団体の目的の一つでもあります、アリーナ建設資金を、このプロジェクトに共感いただく個人・法人の方より募金にて集めるというものです。後ほど、建設募金についても説明いたしますが、寄附いただいた方にはアリーナにその名を刻んでいただく場を設定いたします。
最後にみんなでつかうという点です。この施設には、メインアリーナのみならず、様々な空間・諸室・場所が存在します。これらは原則的に誰でも利用することができ、賑わいや文化を創出する場となっていきます。
ここまで施設の概要やコンセプト、使い方のイメージについてお話ししてきましたが、皆さまにスケジュールについてお伝えいたします。
アリーナの建設予定地は、アイシン安城工場が建っておりますが、この施設の解体工事が本年10月より開始いたします。約1年の解体工事を経て、来年11月より、アリーナ施設の建設工事が着工され、アリーナの竣工は2028年3月を予定しています。これに伴い、シーホース三河のホームアリーナとして本アリーナが利用されるのは、2028-29シーズンの開幕からとなります。
昨今の建設業界においては、慢性的な人手不足の中で、大阪万博や九州地区における半導体工場の建設ラッシュにより、新たな事業における人材の確保が深刻化しています。さらに2024年3月に工期に対する基準が改定され、建設業における残業時間の上限規制が義務化されたことで、建設期間の長期化および価格上昇が顕在化しています。かかる状況下、本施設においても様々な交渉・検討を行なってきましたが、万全を期して竣工時期を後ろ倒しして、2028年として進める形となりました。
説明の最後になりますが、先ほどお話しした「みんなでつくる」を実現するためのアリーナ建設募金について、現時点でお伝えできることをご説明いたします。募金受付開始については、来年2025年夏頃を予定しており、個人・法人のいずれからも寄附いただくことが可能です。寄附のお礼については、メモリアルカードやネームプレートの設置等を予定しています。寄附に関する詳細については、今後、建設募金団体より案内させていただきますので、今しばらくお待ちください。
以上をもちまして、アリーナに関する説明を終了とさせていただきます。ご清聴ありがとうございました。
コメント
取締役社長・寺部康弘
説明にありましたように、アリーナの開業が当初より遅れることは残念ではありますが、昨今の建設業界の情勢を踏まえますと、やむを得ないことかなと理解しております。
ただ今回の発表で、2028年3月竣工し、2028-29シーズンの開幕からホームアリーナとして利用開始できることがはっきり分かりました。クラブとしては、目指すところが明確になったと認識でおります。
この新アリーナは我々シーホース三河にとってBプレミアを戦う、まさに夢のアリーナです。観客の皆さまにこれまで以上にワクワクするゲームをお見せできるように、引き続きチームづくりに努めてまいりますので、ご期待いただきたいと思います。
ライアン・リッチマンHC
新アリーナの情報を聞いて非常にワクワクしています。
我々のコントロールが効かない、いろいろな状況に関しては、どうすることもできないと思いますので、それは気にかけず前に進んでいくだけだと思っております。
いつものように我々のベストを尽くしていきたいと思います。三河の今ある現状のアリーナでも我々の力を尽くして試合に臨んでいきます。
新しいアリーナができたときには非常に美しいアリーナなると感じました。三河地域のハブ・中心になるアリーナだと思います。
安城市長・三星元人
この新アリーナの構想を初めて耳にしたときは、本当に興奮したのを覚えています。
昨年、私が安城市長に就任してからは、絶対なんとしてもこのアリーナを安城市に実現させたいと思い、いろいろと進めてきました。
本日こうして、発表会を行うにこぎつけていただいたシーホース三河の皆さま、アイシンの皆さま、関係者全ての皆さま方にお礼を申し上げます。
今から考えるだけでも、本当にワクワクしています。新幹線ののぞみが通過するだけだった三河安城駅からたくさんの人たちが降りて、駅からアリーナに向かってワクワク・ニコニコしながら歩いていく、その状況を想像するだけで本当にワクワクします。
この三河安城のアリーナに関しては、本当に大きな期待を寄せています。まずはやはり、シーホース三河のダイナミックな試合が目の前で見られる。
それから、バスケットボールだけではなく、いろんなスポーツに活用できると思います。非常にレベルが高いスポーツを観戦できたり、あるいは演劇やコンサートなどの文化的なイベントにも活用できるのではないかなと思っております。
そういったところから市民の皆さまが得るものは非常に大きいと思います。
リッチマンHCが言われた通り、このアリーナが核となって、西三河のハブ・中心として、このアリーナが求心力を持って大勢の方たちを引き寄せて、この三河安城エリアがさらに元気になって活性化していく、そんなことを大いに期待しています。
そして、やはりなんと言っても、私が1番期待しておりますのは、市民の皆さまの感情的な部分です。シーホース三河というプロチームのホームアリーナがここにできる。安城といえばシーホース三河のホームタウンなんだという、誇り、ステータスを市にもたらすことができると思います。これは本当に市にとって、西三河にとって大きな財産です。
ぜひともシーホース三河には大活躍をしていただいて、このアリーナがいつかはバスケの聖地と呼ばれるように頑張っていただきたいと思います。
ブースターの皆さまと共に、市民の皆さまと共に、このアリーナをしっかりと盛り立てて、シーホース三河を、そして街を、成長させていくために、私も最大限の努力をさせていただきたいと思います。