【ゲームレポート EARLY CUP 2019 TOKAI 9/16(月・祝)】<決勝>三河 vs. 名古屋D
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | ALL |
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三河 | 16 | 30 | 27 | 20 | 93 |
名古屋D | 19 | 19 | 21 | 20 | 79 |
ゲームレポート
三河と名古屋Dの昨シーズンと同じ顔合わせとなった「B.LEAGUE EARLY CUP 2019 TOKAI」決勝は、立ち上がりから熾烈な点の取り合いに。三河が#14金丸のジャンプシュート、#2岡田の3Pシュートで先行すれば、名古屋Dは#12中東の3Pシュート、日本代表の#9安藤のダンクを披露するなど、両者の意地がぶつかり合う。
#9安藤が3Pシュート、ファストブレイクと得点を重ねた名古屋Dが前に出るが、三河#54ガードナーが名古屋Dのダブルチーム、トリプルチームをパワーで圧倒して3点差まで押し返す。
第2Qの開始1分半に、#1川村の3Pシュートで三河が逆転。#7長野が連続でバスケットカウントをもぎとるアグレッシブなプレーでオフェンスを引っ張る。
名古屋Dは外国籍選手のファウルトラブルに加え、開始2分でチームファウルも5つに到達など苦戦を強いられるが、#24バーレルのダンク、#18中務の3Pシュートで持ちこたえる。その後も三河は#7長野、#14金丸、#1川村と次々と3Pシュートを沈め、#32桜木が連続得点で計30点を積み上げて、46-38と大きくリードを奪った。
後半開始30秒、チームオフェンスから#2岡田が決めてリードを二桁に広げる。その後は6~9点差を行き来する一進一退の展開が続くが、残り5分に名古屋D#4レーンが再びファウルトラブルになったこともあり、インサイドを支配した#54ガードナーがワンマン速攻やリバウンドと得点を量産。このQ 20点目となる得意のユーロステップからレイアップを叩き込んで第3Qを締めくくった。
第4Qは三河のエース・#14金丸がゴール下の合わせ、1on1からのレイバックの連続得点で流れを作る。名古屋Dも#21笹山の3Pシュートや#9安藤のアタックで11点差まで追走するが、三河は崩れることなく#54ガードナー、#1川村がすぐさま反撃。93-79と打ち合いを制した三河が今季初タイトルを獲得した。
試合後コメント
シーホース三河 鈴木 貴美一ヘッドコーチ
去年初めてアーリーカップに出て、みっともない試合をしてしまったので、今年はまず日本人のファンダメンタルの練習をしっかりして、いい時ももちろん悪い時もあるんですけど、昨日はちょっと重くてですね、#54ガードナー選手のみに頼るバスケットになってしまって、あまりいい感じではなかったんですが、今日はしっかりみんなで点数を取りましたし、いい感じで40分間流れていきましたので、まだまだ完ぺきではないですけれども良かったと思います。
(#54ガードナー選手、#14金丸選手、#1川村選手と取るべき選手が点数を取ったなという印象ですが)
#2岡田選手ももう少し出したかったんですが、初めての相手だったので(プレータイムが伸びませんでした。)彼を含めた日本人が二桁取ってくるようになれば強くなってきますし、#54ガードナー選手のみでやっていたら、そこが潰されたら終わりになってしまうので、そこをやっぱり周りの選手、今日は#7長野選手も10点取りましたし、そういう風にしていかないと、強いチームはできないので、しっかりそこは頑張っていきたいと思います。
シーホース三河 加藤寿一キャプテン
昨シーズンはチャンピオンシップにも出てないですし、アーリーカップでも名古屋さんに負けてしまっていたので、リベンジを果たすぞという気持ちはありました。チーム全体でコミュニケーションを取って、ここで優勝することに意味があるという共通認識をして、結果優勝できたので良かったなと思います。