TOURNAMENT
リッチマンHCのもと、新たな歴史を刻み始めた2023-24シーズン。メンバーも、バスケットのスタイルも大きく変わったが、優勝という目標のために全員で毎日1%のカイゼンを重ねてきた。
決して簡単な道のりではなかった。最後の最後まで苦しい戦いが続いた。
60試合目、中地区優勝チーム・三遠ネオフェニックスとの「永遠にゲームが続いているようなハードな試合」をファン・ブースターと共に勝ち切り、最後の1枚の切符を掴み取った。
ようやくスタートに立った。
過去の戦績も、順位も、CSの経験の有無ももはや関係ない。
自分たちが積み上げてきたバスケットを信じ、あと6つ、「ガチ。」で勝つ!
日本生命 B.LEAGUE QUARTERFINALS 2023-24
QUARTERFINALS
@ドルフィンズアリーナ
QFは、敵地・ドルフィンズアリーナでの名古屋ダイヤモンドドルフィンズとの“愛知ダービー”に決まった。
名古屋DはデニスHC就任後3季連続でCS出場を果たしているが、今季は琉球の7連覇を阻み、西地区チャンピオンとしてこの舞台に立つ。
激しいディフェンスからの速いトランジションと、リーグ2位につける36.8%の高確率な3Pシュートを武器に、平均84.0得点(リーグ3位)と高い得点力を誇る。磨いてきたペース&スペースのバスケットは大きな脅威だ。加えて、レギュラーシーズン終盤、負けたら終わりのプレッシャーの中6連勝を果たしたことで勢いもある。
だが、それは三河も同様だ。ハードなディフェンスからの速い展開は三河の信条であり、9ヶ月間一日一日重ねてきた。最終戦で自らCS出場を勝ち取り、大きな自信を得て新たなステージに挑む。
レギュラーシーズンの対戦は1勝1敗。積極的なドライブと高確率な3Pシュートで24得点を挙げて勝利に導いた若きエース・西田は、初めての大舞台でも魅せてくれるはずだ。
過去最高に状態のいい名古屋Dに、「ガチ。」でチャレンジする。