古くから「三州瓦」の産地として有名な高浜市と三河湾生まれのタツヲの共同制作作品。

人々と建物を守る目的で作られてきた鬼瓦。今回タツヲは、シーホース三河選手を怪我や病気などの災いから守る ために三州瓦工業協同組合の協力のもと「タツヲ鬼瓦」を制作しました。

BLACKBOXのイラストレーターKATSUYA氏が制作した原画のイラストを元に鬼師(手作業で瓦をつくる職人)、神谷慎介氏が奈良時代よりつづく「伝統鬼面」へと昇華させました。

人の手がつくり出す迫力。

BLACKBOXのイラストレーターKATSUYA氏制作の原画から、鬼瓦をつくる職人「鬼師」が奈良時代よりつづく「伝統鬼面」へと昇華させました。

粘土にイラストを下書きし、造形された表情は、まるで職人の気迫が乗り移ったように、観るものへ訴えかけてくるようです。

三河の良質な粘土やリサイクルされた瓦などをブレンドした土を焼き上げ、表面は瓦独特の美しい燻色に輝きます。

伝統の模様と遊び心。

「伝統鬼面」の表現手法である、数珠や雲柄のひげなど鬼瓦の伝統的技法による手仕事として成 立させるだけでなく、タツヲの遊び心?をパーツに配置して、ここでしかできないコラボレーションを完成させました。

細部に垣間
見える遊び心

本格鬼瓦の
技法を使用

細部に宿る
職人の技

製作過程

1.焼き縮みを計算した図面型紙から粘土板を型取りし、板荒地を張り合わせ土台を制作します。

2.鬼面の土台を取り付け“タツヲ鬼 瓦イラスト”を下書きし成形します。

3.鬼面の土台に鬼面のパーツを粘土を盛土し、全体の形(表情)を荒造りします。

4.全体形が出来てきたら、木ヘラを駆使し形を整え、細部の模様を彫っていきます。

5.仕上げ
ほどよい堅さになったら、金ベラを使って仕上げをします。粘土の表面を磨き、引き締める事で、耐久性と光沢を高める為の、仕上げ工程です。

6.乾燥
風の通らない部屋で、布で乾き具合を調整したり、表裏を返したりしつつ、1カ月ほどかけて、鬼瓦の中心から全体的にゆっくりと丁寧に乾燥させたら、さらに窯の余熱を利用し乾燥を仕上げます。乾燥後、焼成窯に積み、焼成工程へ。

7.焼成
約1,150度前後の高温で焼成する事により耐久性に優れた仕上がりとなり、最終の焼成工程で燻化をする事で「いぶし銀」の独特の発色に作り上げます。

1.焼き縮みを計算した図面型紙から粘土板を型取りし、板荒地を張り合わせ土台を制作します。

2.鬼面の土台を取り付け“タツヲ鬼 瓦イラスト”を下書きし成形します。

3.鬼面の土台に鬼面のパーツを粘土を盛土し、全体の形(表情)を荒造 りします。

4.全体形が出来てきたら、木ヘラを 駆使し形を整え、細部の模様を彫っていきます。

5.仕上げ
ほどよい堅さになったら、金ベラを使って仕上げをします。粘土の表面を磨き、引き締める事で、耐久性と光沢を高める為の、仕上げ工程です。

6.乾燥
風の通らない部屋で、布で乾き具合を調整したり、表裏を返したりしつつ、1カ月ほどかけて、鬼瓦の中心から全体的にゆっくりと丁寧に乾燥させたら、さらに窯の余熱を利用し乾燥を仕上げます。乾燥後、焼成窯に積み、焼成工程へ。

7.焼成
約1,150度前後の高温で焼成する事により耐久性に優れた仕上がりとなり、最終の焼成工程で燻化をする事で「いぶし銀」の独特の発色に作り上げます。

鬼師

神谷慎介(かみやしんすけ)

有限会社上鬼栄

平成15年、有限会社上鬼栄入社。愛知県鬼瓦技能制作師評価試験上級に合格。かわらぶき技能士二級。文化財の復元をはじめ、数々の神社仏閣に作品を納め続けている。

高浜市

西三河地方に属する市。2020年12月で市制施行50周年を迎えた。西には衣浦湾を要し岡崎平野(西三河平野)の最西部に位置する。

古くは渡船場として栄え、「日本三大瓦」の一つである三州瓦の産地として知られている。また、かつては、養鶏が盛んな地域であったことから「高浜とりめし」が地元グルメとして愛されている。

タツヲとは地元高浜高校が行う高浜高校SBPと「タツヲ焼きプロジェクト」も展開している。

三州瓦とは

愛知県西三河地方で主に生産される瓦の総称で、この地方の旧国名「三州」に由来します。

この地域では、瓦に適した良質な粘土が大量に採れ、又配合粘土、釉薬、窯業機械などの関連産業が集積し、瓦産業が発達してきました。

三州瓦の発祥は室町中期といわれ、江戸時代には高浜を中心に60軒の専業者がおり、高浜や大浜から江戸へ出荷されていました。

形状・色彩の多様化、使用する場所に応じた細分化、手造り技術の蓄積など、日本の屋根の伝統文化を継承しながら、機能的進化し続けており、現在では全国の粘土瓦生産量の約70%を占める最大産地となっています。

約1,150度の高温で焼き締められた三州瓦は耐久性に優れ、焼き物ならではの質感が生み出す、美しさ・高級感などデザイン性も高く評価されています。

PAGE TOP